徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    薬物構造学

科目番号14235担当教員名葛西　祐介単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2
授業概要
基本的な化合物の構造解析のために代表的な機器分析法である核磁気共鳴（NMR）スペクトル、赤外（IR）吸収スペクトル、マス（MS）スペクトルの基本的知識と、各種測定法の特性を理解し化学構造解析のための基本的技能と知識（基礎的な科学力）を修得する。
到達目標
1.化学物質の構造解析に用いられる機器分析法の特徴と原理を説明できる。
2.NMR スペクトルから得られる化学構造に関する情報を包括的に理解し、簡単な分子の構造解析に活用することができる。
3.IR と MS スペクトルの情報を理解し、構造解析に活用することができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】電子と核のスピンおよび磁気共鳴の概説，C1(1)��-1講義予習：教科書の熟読（30分）
復習：課題問題を解いて理解を深める（30分）
【2】NMR 装置の概略と原理，C3(4)��-1講義予習：教科書の熟読（30分）
復習：課題問題を解いて理解を深める（30分）
【3】1H NMR から得られる化学構造に関する情報（化学シフト、積分値、カップリング），C3(4)��-2講義と演習予習：教科書の熟読（30分）
復習：課題問題を解いて理解を深める（30分）
【4】1H NMR から得られる化学構造に関する情報（カップリング），C3(4)��-3講義と演習予習：教科書の熟読（30分）
復習：課題問題を解いて理解を深める（30分）
【5】1H NMR の応用測定（デカップリング法、重水素交換など），C3(4)��-4講義と演習予習：教科書の熟読（30分）
復習：課題問題を解いて理解を深める（30分）
【6】簡単な分子アスピリンの構造解析，C3(4)��-5講義と演習予習：教科書の熟読（30分）
復習：課題問題を解いて理解を深める（30分）
【7】13C NMR から得られる情報，C3(4)��-5講義と演習予習：教科書の熟読（30分）
復習：課題問題を解いて理解を深める（30分）
【8】13C NMR スペクトル測定法の応用例，C3(4)��-5講義と演習予習：教科書の熟読（30分）
復習：課題問題を解いて理解を深める（30分）
【9】IR スペクトルにより得られる情報，C3(4)��-1講義予習：教科書の熟読（30分）
復習：課題問題を解いて理解を深める（30分）
【10】IR スペクトルの特性吸収，C3(4)��-2講義と演習予習：教科書の熟読（30分）
復習：課題問題を解いて理解を深める（30分）
【11】MS スペクトルの測定装置と得られる情報，C3(4)��-1講義予習：教科書の熟読（30分）
復習：課題問題を解いて理解を深める（30分）
【12】イオン化の種類と原理及び特徴，C3(4)��-2講義予習：教科書の熟読（30分）
復習：課題問題を解いて理解を深める（30分）
【13】イオンの種類と同位体ピーク，C3(4)��-3講義と演習予習：教科書の熟読（30分）
復習：課題問題を解いて理解を深める（30分）
【14】イオンの生成機構，C3(4)��-4講義と演習予習：教科書の熟読（30分）
復習：課題問題を解いて理解を深める（30分）
【15】MS スペクトルの応用測定例，C3(4)��-4講義と演習予習：教科書の熟読（30分）
復習：課題問題を解いて理解を深める（30分）
評価方法
試験（100%）
教科書
熊田 均、荻中 淳、山口 政俊　編集「パートナー分析化学II（改訂第3版）」（南江堂）
参考図書
R. M. Silverstein, F. X. Webster, D. J. Kiemle, D. L. Bryce（著），岩澤、豊田、村田（訳）「有機化合物のスペクトルによる同定法−MS，IR，NMRの併用−第8版」（東京化学同人）
備考
薬学教育モデル・コアカリキュラムC3(4)「化学物質の構造決定」に対応する。また、C3化学系実習（2年後期）の一部に対応する内容「C3(4)�ち躪膠藹�」である。本講義は、同時進行の機器分析学（2年後期）の内容と関連する。
オフィスアワー：月および金曜日 17:00〜18:00、場所：21-0602
実務経験：無し