徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    臨床薬学総合演習1 (Integrated Practice in Clinical Pharmacology 1)

科目番号14262担当教員名四宮 一昭単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次改新カリ4年
授業概要
医療人としての知識、技能、態度が一体化した総合的な教育を実施するための導入教育を行う。
到達目標
卒業後、医療に参画できるようになるために、病院実務実習・薬局実務実習に先立って、大学内で調剤および製剤、服薬指導などの薬剤師業務に必要な基礎知識、技能、態度を習得する。(DP: 知識・理解-1)(DP: 技能・表現-1)(DP: 思考・判断-2)(DP: 関心・意欲・態度-1)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】倫理規範、個人情報、QOLの向上に薬剤師の果たす役割について整理する。F(1)2-1~3講義キーワードについて事前調査(予習)をすること(60分)。また,講義で概説する内容について復習すること(60分)。
【2】臨床における心構え(医療倫理)。F(1)2-1~3講義・演習キーワードについて事前調査(予習)をすること(60分)。また,講義で概説する内容について復習すること(60分)。
【3】臨床における心構え(薬剤師倫理)。F(1)2-1~3講義・演習キーワードについて事前調査(予習)をすること(60分)。また,講義で概説する内容について復習すること(60分)。
【4】薬剤師業務の流れ、薬学的管理の流れについて説明する。F(1)3-1
処方オーダリングシステム及び電子カルテについて概説する。F(2)2-2
講義キーワードについて事前調査(予習)をすること(60分)。また,講義で概説する内容について復習すること(60分)。
【5】薬歴・診療録の基本的な記載事項とその意義・重要性について説明できる。F(2)4-7講義キーワードについて事前調査(予習)をすること(60分)。また,講義で概説する内容について復習すること(60分)。
【6】代表的な疾患に使用される医薬品について効能・効果、用法・用量、警告・禁忌、副作用、相互作用を列挙できる。F(2)2-1講義キーワードについて事前調査(予習)をすること(60分)。また,講義で概説する内容について復習すること(60分)。
【7】代表的な疾患に対して、疾患の重症度等に応じて科学的根拠に基づいた処方設計ができる。F(3)3-1講義キーワードについて事前調査(予習)をすること(60分)。また,講義で概説する内容について復習すること(60分)。
【8】代表的な疾患に用いられる医薬品の効果、副作用に関してモニタリングすべき症状と検査所見等を具体的に説明できる。F(3)4-1講義キーワードについて事前調査(予習)をすること(60分)。また,講義で概説する内容について復習すること(60分)。
【9】処方せんに基づき調剤された薬剤の監査ができる。F(2)3-8実技演習授業用配布用資料を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(60分)
【10】適切な態度で、患者・来局者と応対できる。F(2)4-1ロールプレイ演習授業用配布用資料を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(60分)
【11】患者・来局者から、必要な情報(症状、心理状態、既往歴、生活習慣、アレルギー歴、薬歴、副作用歴等)を適切な手順で聞き取ることができる。F(2)4-3ロールプレイ演習授業用配布用資料を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(60分)
【12】患者・来局者に、主な医薬品の効能・効果、用法・用量、警告・禁忌、副作用、相互作用、保管方法等について適切に説明できる。F(2)4-4ロールプレイ演習授業用配布用資料を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(60分)
【13】代表的な疾患において注意すべき生活指導項目を列挙できる。F(2)4-5ロールプレイ演習授業用配布用資料を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(60分)
【14】患者・来局者に使用上の説明が必要な製剤(吸入剤)の取扱い方法を説明できる。F(2)4-6実技演習授業用配布用資料を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(60分)
【15】処方せんを監査し、不適切な処方せんについて、その理由が説明できる。処方せん等に基づき疑義照会ができる。F(2)2-5・6ロールプレイ演習授業用配布用資料を用いて該当する実習項目について予習すること(60分)、また、実習内容について復習を行う(60分)
評価方法
実習技能態度「ルーブリック評価」(45%)、レポート「ルーブリック評価」(10%)、筆記試験(45%)
(遅刻・欠席は認めない。病欠は診断書、その他の欠席は理由書を必ず提出すること。規定に沿わない場合には単位認定できない。)
レポート・実習技能態度の評価はルーブリック評価により行う。ルーブリック評価表については授業初日に開示する。
【解説・講評等の開示方法】筆記試験・レポートの解説・講評については個別に実施するため、各自、四宮教員室へ来てください。実習技能態度については、実技演習およびロールプレイ演習時にフィードバックを行う。
教科書
講義及び演習用のプリント、今日の治療薬(南江堂)、薬物治療学(南江堂)
参考図書
「調剤指針」(日本薬剤師編、薬事日報社)
備考
担当教員:四宮一昭、鈴江朋子、白野陽正、中村敏己、石田志朗、末永みどり、堀ノ内裕也、井口美紀、伊勢佐百合
この授業は、本授業前の調剤学および、本授業後の臨床薬学総合演習2、薬局実習、病院実習の内容と関連する。
薬学教育モデル・コアカリキュラムF(1)2-1~3、F(1)3-1、F(2)2-1・2・5・6、F(2)3-8、F(2)4-1・3~7、F(3)3-1、F(3)4-1に対応。
オフィスアワー(四宮):月・火曜日17:00-18:00, 場所:教員居室。
実務経験(四宮):病院薬剤師(5年間)、保険薬局薬剤師(2年9ヶ月間)
【科目ナンバー】1HCP405S