徳島文理大学シラバスシステム

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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】児童文化　 Chiidhood　culture

科目番号	14346	担当教員名	五反地　由紀子	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	3年

授業概要
「児童文化」という言葉がどのようにして生まれどのような意味を担ってきたのか、そしてそもそも「児童文化」とは何かについて考えることから始める。子どもたちの遊びは、遊びそのものが目的である。そのため子どもの生活そのものが遊びであるとも言われている。戸外遊びが減少する一方で、ゲームに興じる子どもたち、現代の課題に目を向けながら、昔から受け継がれてきた遊び・児童文化財の重要性や保育者の役割について考える。その中で保育をする際の留意点に気付き、保育者として子どもたちと一緒に楽しんで「遊び」を実践できることを目指していく。
到達目標
①　「児童文化」や「児童文化財」の歴史や定義を知る。（知識） ②　今の子どもたちの遊びの環境や課題について興味や関心を持つ。（態度） ③　子どもたちに実践的・応用的に活用できる技術（絵本の読み聞かせ・折り紙・紙芝居作り・劇遊びなど）を身につける。（技能） ④　保育者は文化財の提供者であることを自覚し、自らが積極的に楽しむ姿勢を持つ。（思考・判断）

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーションシラバスを基にした授業内容の説明	講義・話し合い	【復習】授業内容について、確認・整理をする　1H
【2】	「児童文化」と「児童文化財」という言葉とその歴史	講義・演習	【復習】配布資料を読んで復習をする　1H
【3】	絵本の読み聞かせの実践①　講義と読み聞かせ演習（1/3の学生）	講義・演習	【予習・復習】自ら絵本を選び、読み聞かせの練習をする　1H
【4】	絵本の読み聞かせの実践②　読み聞かせ演習（1/3の学生）	講義・演習	【予習・復習】自ら絵本を選び、読み聞かせの練習をする　1H
【5】	絵本の読み聞かせの実践③　読み聞かせ演習（1/3の学生）	講義・演習	【予習・復習】自ら絵本を選び、読み聞かせの練習をする　1H
【6】	折り紙の実践①　３歳未満児向け	講義・演習	【予習・復習】折りたいものを考えたり、うまくできなかったものを復習する　　　　　　　1H
【7】	折り紙の実践②　４・５歳児向け	講義・演習	【予習・復習】折りたいものを考えたり、うまくできなかったものを復習する　　　　　　　1H
【8】	紙芝居作り①　　ストーリー・分担等を決める	講義・演習	【予習・復習】お話づくり（グループでストーリーを考える）1H
【9】	紙芝居作り②　　作品作り	講義・演習	【予習・復習】授業時間に限りがあるので、時間外を有効に使い、授業がスムーズに進行出来るようにする　1H
【10】	紙芝居作り③　　作品作り	講義・演習	【予習・復習】授業時間に限りがあるので、時間外を有効に使い、授業がスムーズに進行出来るようにする　1H
【11】	紙芝居作り④ 完成した作品の発表	発表・意見交換	【予習・復習】紙芝居は、一人一作品を完成させるように取り組む　1H
【12】	劇遊びの実践①　劇遊びの題材・分担を決める	講義・演習	【予習・復習】グループで劇遊びの題材を考える　1H
【13】	劇遊びの実践②　グループ活動	演習	【予習・復習】授業時間に限りがあるので、　時間外を有効に使い、授業がスムーズに進行出来るようにする　1H
【14】	劇遊びの実践③　グループ活動	演習	【予習・復習】授業時間に限りがあるので、　間外を有効に使い、授業がスムーズに進行出来るようにする　1H
【15】	まとめ　　劇遊びの発表会	発表・意見交換	【復習】反省・評価について意見をまとめておく　1H

評価方法
授業態度・意欲・実践への取り組み姿勢60％　　　授業での製作物（作品）や、発表内容40％
教科書
特に使用しません必要な資料を配布します
参考図書
『ことばと表現力を育む児童文化』　　川勝泰介・浅岡靖央・生駒幸子編著　　萌文書林『演習　児童文化』小川清実編　萌文書林

備考

川端　惠子（2・3・4・5・8・9・10・11回）・五反地　由紀子（1・6・7・12・13・14・15回）が担当する。
オフィスアワー　授業日の昼休み(実施教室）
川　端：昭和５０年～平成２６年　鳴門市立幼稚園教諭・鳴門市教育委員会指導主事・徳島県教育委員会指導主事
五反地：昭和４９年～平成２５年　名西郡石井町立保育所保育士・統括保育所長・石井町すくすく子育て課長