徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    先端薬学演習2 Advanced pharmaceutical sciences, practice 2

科目番号14436担当教員名喜多 紗斗美単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期通年 対象年次改新カリ4年
授業概要
薬学領域で先端的な診療や研究を遂行するためには、薬理学・薬剤学の理解、および手技の習得が不可欠である。本演習では、これらの領域の基礎を学ぶ。
到達目標
実技として、薬理学・薬剤学の基礎を習得する。(DP:知識・理解-1)
1) バイオイメージング技術の原理を説明し、実施できる。(DP:知識・理解-1)
2) 電気生理学的実験手法の原理を説明し、実施できる。(DP:知識・理解-1)
3) 薬物動態パラメータを用いて薬物投与計画を立て考察できる(DP:技能・表現-1)。
4) 肝や腎疾患時の薬物体内動態に関する専門的な情報を収集し、解析・評価できる(DP:技能・表現-2)。
5) 問題解決に至った経緯を他者に伝える能力において、コミュニケーションの重要性を議論できる(DP:技能・表現-2)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】実習に関する講義講義、教材DVD予習:実習書を熟読(30分)
【2】バイオイメージング技術の原理を概説する。(理解)講義、教材DVD予習:実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入(1時間)
復習:レポートの結果・考察及び課題の記入(1時間)
【3】バイオイメージング技術を用いて、細胞内のオルガネラを観察し、イオン濃度を測定する。(技術)実験をしながら演習を行う。予習:実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入(1時間)
復習:レポートの結果・考察及び課題の記入(1時間)
【4】電気生理学的実験手法の原理を解説する。(理解)講義、教材DVD予習:実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入(1時間)
復習:レポートの結果・考察及び課題の記入(1時間)
【5】電気生理学的実験手法を用いて、イオンチャネル機能を評価する。(技術)実験をしながら演習を行う。予習:実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入(1時間)
復習:レポートの結果・考察及び課題の記入(1時間)
【6】病態時の薬物体内動態変動を概説する。(理解)講義、教材DVD予習:実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入(1時間)
復習:レポートの結果・考察及び課題の記入(1時間)
【7】肝血流量の変動に伴う薬物動態変化を解析し、シミュレーション内容をディスカッションする。(技能・表現)実験をしながら演習を行う。予習:実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入(1時間)
復習:レポートの結果・考察及び課題の記入(1時間)
【8】薬物の肝固有クリアランスの違いによる薬物動態変化を解析し、シミュレーション内容をディスカッションする。(技能・表現)実験をしながら演習を行う。予習:実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入(1時間)
復習:レポートの結果・考察及び課題の記入(1時間)
【9】薬物とタンパク質との結合率の変動による薬物動態変化を解析し、シミュレーション内容をディスカッションする。(技能・表現)実験をしながら演習を行う。予習:実習書を熟読、レポートの目的・方法の記入(1時間)
復習:レポートの結果・考察及び課題の記入(1時間)
【10】スライドによるプレゼンテーション講義、少人数グループによる発表と質疑応答予習:発表スライドの作成(1時間)
復習:実習全体の復習(1時間)
評価方法
実習レポート(80%)、実習態度(20%)
実験結果について、教員との考察を通じて改善点を伝える。
教科書
「薬理学実習書」薬理学教室編
「薬剤学実習書」薬剤学教室編
参考図書
New薬理学(改訂第7版)(田中千賀子他 編、南江堂),薬理学実習の実際とデータの見方(南山堂),今日の治療薬(水島裕 編)
NEWパワーブック生物薬剤学 第3版(金尾義治他 編、廣川書店)
備考
科目ナンバー:1HSA405S
本講義は、喜多、谷野、古谷、上田で行う。先端薬学演習1と連携して行う。
事前に、3年次に履修した「薬理学実習」および「薬剤学実習」を復習し、理解して演習に臨む。
本講義は、基礎薬理学(2年後期)、中枢神経系疾患の薬物学(3年前期)、循環器・血液系疾患の薬物学(3年前期)、生物薬剤学(2年後期)、薬物動態学(3年前期)と関連する。
主担当者(喜多)のオフィスアワー:月曜日17:00-18:00 木曜日17:00-18:00 
主担当者(喜多)の実務経験:平成11年〜平成14年 国立循環器病センター研究所(科学技術特別研究員)