徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    早期体験学習 Experience-based Learning for Beginners

科目番号14454担当教員名四宮 一昭単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次24カリ1年
授業概要
医療の担い手の一員である薬学専門家が社会で活躍する現場(病院、薬局、企業、行政,福祉施設)を見学体験する。見学内容について少人数討論を行った後、全体発表会で発表する。また救急救命法の基礎を身につける。
到達目標
薬剤師を目指す学生として必要な倫理観と責任感について正しく理解するとともに、社会において薬剤師が多職種と連携して活躍する場が多岐にわたることを認識する。また少人数討論等を通じて同級生とコミュニケーションをとり、人間関係を構築することができる。
[DP1:プロフェッショナリズム, DP3:情報・科学技術活用能力, DP4:コミュニケーション・多職種連携能力, DP6:社会貢献力]
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】早期体験学習を履修する心得(目的の理解,身だしなみ,マナー,禁止事項等)について理解する B-1-1(1),(6)講義復習:早期体験学習内容及びスケジュールの整理(30分)
【2】救急法基礎講習 日本赤十字社指導員による、救急救命法の心構え、基礎概念の講習。1次救命処置(心肺蘇生、外傷対応、AED使用法)の実技実習
B-1-1(2),(6)
講義、実習予習:救急法に関する文献検索復習 救急法テキストの読み返し、救急法の整理(30分)
【3】指定された企業を訪問して,薬学専門家の仕事現場を見学体験する。B-1-1(2),B-5-3(1)見学学習予習:見学企業での質問事項の確認、復習:見学企業での見学記録作成(30分)
【4】企業訪問の体験から企業における薬学専門家の仕事について少人数で討議し,成果をレポートにまとめる。B-2-2(1)〜(3)SGD予習:見学企業での見学記録の確認、復習:見学企業での見学レポートを作成(30分)
【5】行政機関見学の際に見るべきポイントについて事前に少人数で討議し,そのグループの結論をまとめておく。B-2-2(1)〜(3)SGD予習:見学予定行政機関に関する文献調査、復習:見学予定行政機関での質問事項の整理(30分)
【6】指定された行政機関を訪問して,薬学専門家の仕事現場を見学体験する。B-3-1(1)〜(9),B-5-3(1)見学学習予習:見学行政機関での質問事項の確認、復習:見学行政機関での見学記録作成(30分)
【7】行政機関訪問の体験から行政機関における薬学専門家の仕事について少人数で討議し,成果をレポートにまとめる。B-2-2(1)〜(3)SGD予習:見学行政機関での見学記録の確認、復習:見学行政機関での見学レポートの作成(30分)
【8】病院見学の際に見るべきポイントについて事前に少人数で討議し,そのグループの結論をまとめておく。B-2-2(1)〜(3)SGD予習:見学予定病院に関する文献調査、復習:見学予定病院での質問事項の整理(30分)
【9】指定された病院を訪問して,薬学専門家の仕事現場を見学体験する。B-1-1(1)〜(7),B-2-2(1)〜(4)見学学習予習:見学病院での質問事項の確認、復習:見学病院での見学記録作成(30分)
【10】病院訪問の体験から病院における薬学専門家の仕事について少人数で討議し,成果をレポートにまとめる。B-2-2(1)〜(3)SGD予習:見学病院での見学記録の確認、復習:見学病院での見学レポートの作成(30分)
【11】薬局見学の際に見るべきポイントについて事前に少人数で討議し,そのグループの結論をまとめておく。B-2-2(1)〜(3)SGD予習:見学予定薬局(または福祉施設)に関する文献調査、復習:見学予定薬局(または福祉施設)での質問事項の整理(30分)
【12】指定された薬局を訪問して,薬学専門家の仕事現場を見学体験する。B-1-1(1)〜(7),B-2-2(1)〜(4),B-3-1(10)〜(13)見学学習予習:見学病院での質問事項の確認、復習:見学病院での見学記録作成(30分)
【13】薬局訪問の体験から薬局における薬学専門家の仕事について少人数で討議し,成果をレポートにまとめる。B-2-2(1)〜(3)SGD予習:見学薬局(または福祉施設)での見学記録の確認、復習:見学薬局(または福祉施設)での見学レポートの作成(30分)
【14】それぞれの現場薬局で活躍する薬学専門家についてスライド,プリント等を作成して発表する。B-2-2(1)〜(3)SGD予習:見学施設の見学レポートの確認、復習:見学施設に関する発表スライド及び原稿の確認(1時間)
【15】病院、薬局、企業、行政機関への訪問体験のまとめB-1-1(9),(10),B-2-2(1)〜(3),B-5-3(1)口頭発表
および討論
予習:見学施設に関する発表スライド及び原稿の確認、復習:見学施設に関する提出レポートの作成(1時間)
評価方法
SGD・レポート(70%),発表(30%)について、ルーブリックを用いて評価する。
レポート等の講評については、それぞれ指導教員およびGoogle Classroomを通じて開示する。
(この授業では、学外・学部外の先生方・施設様にご協力頂きます。そのため、遅刻・欠席は認められません。病欠は診断書、その他の欠席は理由書の提出が必要です。)
教科書
講義時に配布するプリント
参考図書
大学生からのスタディ・スキルズ「知へのステップ」(改訂版)(学習技術研究会編著,くろしお出版, ISBN978-4-87424-355-8)
備考
・本授業では訪問先への付き添い,少人数討議,スライド作成の指導等で全ての教員が関与する。
・他学部連携体験学習,モバイルファーマシー見学

【対応コアカリキュラム学修目標】
B-1-1 薬剤師に求められる倫理観とプロフェッショナリズム 1)〜4)
B-2-2 多職種連携 1)〜3)
B-3-1 地域の保健・医療 1)〜5)
B-5-3 アウトカムの可視化 1)

【DP配分】 DP1:0.4  DP3:0.1  DP4:0.5  DP6:0.5
薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を配分
(DP1〜7の合計が科目の単位数となる)

【担当教員】四宮、堀ノ内、原田、葛西、畠山、阪口、中島、中村、末永、白野、米山、張、伊藤、渕
【主担当者(四宮)のオフィスアワー】月・火曜日17:00-18:00, 場所:教員居室
【主担当者(四宮)の実務経験】病院薬剤師(5年間)、保険薬局薬剤師(2年9ヶ月間)
【科目ナンバー】1HPS106S