徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医療コミュニケーション学2 Medical Communication 2

科目番号14457担当教員名四宮 一昭単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次24カリ4年
授業概要
医療現場においてコミュニケーション能力がいかに重要であるかについては言うまでもないが、日本の医療系教育に科目として取り入られることは極めて稀なことである。しかし、コミュニケーションスキルは学ぶことによって向上する。ここでは、ファーマシューティカルケアを成功させるために、薬剤師としての医療コミュニケーションスキルを学ぶ。また、今後、薬剤師には「オンライン診療」「オンライン服薬指導」等のためのスキルが求められます。そのため、今回、オンラインシステムを用いて授業を行います。
到達目標
薬剤師が行う業務が患者本位のファーマシューティカルケアの概念にそったものであり、どのようなにコミュニケーション能力・スキルを高めることで、それらのファーマシューティカルケア向上につながるのかについてSGD (Small Group Discussion)を行い、医療コミュニケーションの意義を理解し、実践的な医療コミュニケーションスキル向上につなげる。また、医療、保健、介護、福祉に関わる他の専門職と互いに対等な関係性を築き多職種連携を実現するために必要なコミュニケーション能力・スキルを修得し、その能力・スキルの向上に努める。相手の意見を尊重しつつ、薬剤師自身の考えや感情を適切に伝えるためのコミュニケーション技能を向上させ、関係者と相互理解を図り、信頼関係を構築した上で、他者の意見又は記述された文章を正しく理解し、それに対する自分の意見を効果的な説明方法や手段を用いて明確に表現する能力を身につける。
[DP4:コミュニケーション・多職種連携能力, DP5:科学的探究力, DP6:社会貢献力]
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】医療コミュニケーションスキルとファーマシューティカルについて学ぶ。B-2-1 (1)講義・演習医療コミュニケーションとファーマシューティカルケアの基本について予習する(120分)
【2】薬剤師が行う業務が患者本位のファーマシューティカルケアの概念にそったものであるかについて討議する(説明・導入)B-1-2 (1)~(7)、F-2-1 (10)、F-5-1 (1),(5),(7)講義・SGD、グループ討論SGDのテーマ・内容について調査を行う(120分)
【3】薬剤師が行う業務が患者本位のファーマシューティカルケアの概念にそったものであるかについて討議する(サブテーマの決定)B-1-2 (1)~(7)、F-2-1 (10)、F-5-1 (1),(5),(7)SGD、グループ討論SGDのテーマ・内容について調査を行う(120分)
【4】薬剤師が行う業務が患者本位のファーマシューティカルケアの概念にそったものであるかについて討議する(ファーマシューティカルケアについての調査・討論)B-1-2 (1)~(7)、F-2-1 (10)、F-5-1 (1),(5),(7)SGD、グループ討論SGDのテーマ・内容について調査を行う(120分)
【5】薬剤師が行う業務が患者本位のファーマシューティカルケアの概念にそったものであるかについて討議する(調査・グループ内討論)B-1-2 (1)~(7)、F-2-1 (10)、F-5-1 (1),(5),(7)SGD、グループ討論SGDのテーマ・内容について調査を行う(120分)
【6】薬剤師が行う業務が患者本位のファーマシューティカルケアの概念にそったものであるかについて討議する(まとめ)B-1-2 (1)~(7)、F-2-1 (10)、F-5-1 (1),(5),(7)SGD、グループ討論SGDのテーマ・内容について調査を行う(120分)
【7】薬剤師が行う業務が患者本位のファーマシューティカルケアの概念にそったものであるかについて討議する(発表・他のグループとの討議)B-1-2 (1)~(7)、F-2-1 (10)、F-5-1 (1),(5),(7)発表、SGD、グループ討論SGDのテーマ・内容について調査を行う(60分)、また、発表内容・討論内容について調査し復習する(60分)
【8】薬剤師が行う業務が患者本位のファーマシューティカルケアの概念にそったものであるかについて討議する(他のグループとの討議)B-1-2 (1)~(7)、F-2-1 (10)、F-5-1 (1),(5),(7)SGD、グループ討論発表内容・討論内容について調査し復習する(120分)
【9】どのようなにコミュニケーション能力・スキルを高めることで、ファーマシューティカルケア向上につながるのかについて討議する(説明・導入)B-2-1 (1),(2),(4)、B-2-2 (1)~(4)、F-2-1 (9),(10)講義・SGD、グループ討論SGDのテーマ・内容について調査を行う(120分)
【10】どのようなにコミュニケーション能力・スキルを高めることで、ファーマシューティカルケア向上につながるのかについて討議する(コミュニケーションスキル向上の教育システムについての調査・討論)B-2-1 (1),(2),(4)、B-2-2 (1)~(4)、F-2-1 (9),(10)SGD、グループ討論SGDのテーマ・内容について調査を行う(120分)
【11】どのようなにコミュニケーション能力・スキルを高めることで、ファーマシューティカルケア向上につながるのかについて討議する(調査・グループ内討論)B-2-1 (1),(2),(4)、B-2-2 (1)~(4)、F-2-1 (9),(10)SGD、グループ討論SGDのテーマ・内容について調査を行う(120分)
【12】どのようなにコミュニケーション能力・スキルを高めることで、ファーマシューティカルケア向上につながるのかについて討議する(まとめ)B-2-1 (1),(2),(4)、B-2-2 (1)~(4)、F-2-1 (9),(10)SGD、グループ討論SGDのテーマ・内容について調査を行う(120分)
【13】どのようなにコミュニケーション能力・スキルを高めることで、ファーマシューティカルケア向上につながるのかについて討議する(発表・他のグループとの討議)B-2-1 (1),(2),(4)、B-2-2 (1)~(4)、F-2-1 (9),(10)発表、SGD、グループ討論SGDのテーマ・内容について調査を行う(60分)、また、発表内容・討論内容について調査し復習する(60分)
【14】どのようなにコミュニケーション能力・スキルを高めることで、ファーマシューティカルケア向上につながるのかについて討議する(他のグループとの討議)B-2-1 (1),(2),(4)、B-2-2 (1)~(4)、F-2-1 (9),(10)SGD、グループ討論発表内容・討論内容について調査し復習する(120分)
【15】薬剤師が行う業務が患者本位のファーマシューティカルケアの概念にそったものであり、どのようなにコミュニケーション能力・スキルを高めることで、それらのファーマシューティカルケア向上につながるのかについて討議する(総まとめ)B-2-1 (1),(2),(4)、B-2-2 (1)~(4)、F-2-1 (9),(10)講義・SGD
、グループ討論
授業内容(医療コミュニケーションとファーマシューティカルケア)について復習する(120分)
評価方法
レポート(20%)、SGDにおける態度・積極性(40%)、SGD成果・発表内容等のプロダクト(40%)。
評価はルーブリック評価により行う。ルーブリック評価表については授業初日に開示する。
【解説・講評等の開示方法】レポートの解説・講評については個別に実施するため、各自、四宮教員室へ来てください。「SGDにおける態度・積極性」、「SGD成果・発表内容等のプロダクト」については、SGD、発表討議時にフィードバックを行う。
教科書
指定しない(随時、授業資料を配布する。)
参考図書
「ファーマシューティカルケアのための医療コミュニケーション」(南山堂)
備考
今後、薬剤師には「オンライン診療」「オンライン服薬指導」等のためのスキルが求められます。そのため、今回、オンラインシステムを用いて授業を行います。
この授業は、本授業前の医療コミュニケーション学1、実務実習事前教育1、同時期開講の実務実習事前教育2、および本授業後の薬局実習、病院実習の内容と関連する。

【対応コアカリキュラム学修目標】
B-1-2 患者中心の医療 1)~3)、B-2-1 対人援助のためのコミュニケーション 1)、B-2-2 多職種連携 2)、F-2-1 多職種連携への参画・薬剤師の職能発揮 5),7)、F-5-1 医療・福祉・公衆衛生の現場で活動するための基本姿勢 1),3),5)

【DP配分】 DP4:1.2  DP5:0.1  DP6:0.2
薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を配分
(DP1〜7の合計が科目の単位数となる)

【担当教員】四宮一昭、畠山 大、堀ノ内裕也
【オフィスアワー(四宮)】月・火曜日17:00-18:00, 場所:教員居室
【実務経験(四宮)】病院薬剤師(5年間)、保険薬局薬剤師(2年9ヶ月間)
【科目ナンバー】1HPS403S