徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生化学2 Biochemistry 2

科目番号14617担当教員名畠山 大単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次24カリ2年
授業概要
基本的な生体構成物である糖,脂質,アミノ酸の代謝と,生体エネルギー産生の経路について解説する.代謝や医薬品の作用機序などを理解する基礎となる知識を修得する.[DP:知識・理解(DP2)]
到達目標
1.各種グルコース代謝経路について説明できる.
2.グリコーゲンおよび食餌依存性の血糖変動について説明できる.
3.脂質の構造と特徴,分類,代謝系について説明できる.
4.ステロイドホルモン,エイコサノイドなどの生合成経路,生理活性について説明できる.
5.アミノ酸分子中の炭素・窒素の代謝について説明できる.
6.主な生理活性アミンの生合成と役割について説明できる.
(DP2:専門的知識)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】概論,糖質代謝 (1) 解糖系・発酵(C-6-5-1,C-6-5-2)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書の熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(1時間)
【2】糖質代謝 (2) クエン酸回路(C-6-5-3)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書の熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(1時間)
【3】糖質代謝 (3) ペントースリン酸回路とグルクロン酸経路(C-6-5-12)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書の熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(1時間)
【4】糖質代謝 (4) 糖新生とグリコーゲンの合成・分解による血糖の調節(C-6-5-5,C-6-5-6)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書の熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(1時間)
【5】脂質代謝 (1) 脂質の構造・分類・役割(C-6-5-7)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書の熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(1時間)
【6】脂質代謝 (2) 生体膜の構造と機能(C-6-1-2)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書の熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(1時間)
【7】脂質代謝 (3) 脂質の消化・吸収・運搬,血漿リポタンパク質の分類(C-6-5-7)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書の熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(1時間)
【8】脂質代謝 (4) 脂質の貯蔵・分解(C-6-5-7)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書の熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(1時間)
【9】脂質代謝 (5) 飢餓状態のエネルギー代謝と飽食状態のエネルギー貯蔵の仕組み(C-6-5-9)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書の熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(1時間)
【10】脂質代謝 (6) 脂質の生合成・伸長と不飽和化(C-6-5-7)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書の熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(1時間)
【11】脂質代謝 (7) リン脂質・コレステロール・エイコサノイドの代謝(C-6-5-8)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書の熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(1時間)
【12】エネルギー産生 (1) 酸化還元反応とそれに関わる酵素類(C-6-3-5,C-6-5-4)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書の熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(1時間)
【13】エネルギー産生 (2) 電子伝達系と酸化的リン酸化反応(C-6-3-5,C-6-5-4)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書の熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(1時間)
【14】アミノ酸代謝 (1) タンパク質の消化・吸収,アミノ酸代謝(C-6-5-10)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書の熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(1時間)
【15】アミノ酸代謝 (2) 尿素の生合成,特殊な生体成分の生合成(C-6-5-10)講義, 各講義で出題する問題について復習すること予習:教科書の熟読, 復習:講義中の出題問題を解いて、理解を高める(1時間)
評価方法
試験(100%)
試験結果の開示および解説は,要望に応じて随時行う.
教科書
畠山 大「身近な生化学 分子から生命と疾患を理解する」(羊土社)
参考図書
「レーニンジャーの新生化学 第5版」(廣川書店)
「ヴォート基礎生化学 第5版」(東京化学同人)
「ストライヤー基礎生化学 第4版」(東京化学同人)
「ミースフェルド生化学」(東京化学同人)
備考
本講義は本講義後の生化学2(2年前期)、分子生物学1(2年前期)、分子生物学2(2年後期)の内容と関連する.

【対応コアカリ学習目標】
C-6-3 微生物の分類、構造、生活環
2) 細菌の分裂・増殖機構を説明する。
C-6-5 生体エネルギーと代謝
1) 生体内化学反応(代謝反応)を説明する。
2) 生体内化学反応によるエネルギー代謝を説明する。

【DP配分】DP2:1.5
薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を配分
(DP1〜7の合計が科目の単位数となる)

担当教員:畠山 大
オフィスアワー 月曜日17:00-18:00, 水曜日17:00-18:00, 場所:21-0901
Google Classroom クラス コード:
科目ナンバー:1HBL104L
実務経験なし