徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    社会科教育法�機�Social Studies Teaching Methodology

科目番号14619担当教員名定國　雅洋単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
学習指導要領に示されている各学年の目標や内容構成を理解し，様々な指導理論を踏まえながら，児童が楽しく学べる社会科学習を実践するため，単元の指導計画や学習指導案を作成する力を身につける。判断場面を設定した授業が主体的・協働的で深い学びにつながることを模擬授業を実践することで理解し，授業研究会におけるディスカッションを通して様々な授業の手法を共有していく。
到達目標
(1)　各学年の目標や内容構成を理解し，社会科の教科としての役割を理解することができる。
(2)　模擬授業を通して，よりよい授業づくりに意欲的に取り組むことができる
(3)　単元の指導計画，知識の構造図，学習指導案を作成することができる。
(4)　判断場面を設定した授業を構想することができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】社会科授業のこれまでの変遷にふれながら，社会科の目標及び内容構成について理解する。講義（予習）社会科の目標及び内容構成について復習をしておく。 (2h)
【2】社会科における主体的，対話的で深い学びについて理解するとともに，それを実現する授業について，グループ討議をする。講義，グループ討議（予習）配布資料を熟読し疑問に思うところを言えるようにしておく。(2h)
【3】グループごとに指定した授業構想案を作成し，判断場面を設定した単元の指導計画と評価計画を考える。講義，グループワーク（予習）配布資料を熟読し疑問に思うところを言えるようにしておく。(2h)
【4】前時で作成した指導計画をもとにして，どのような判断場面を設定するか検討し決定する。講義，グループワーク（予習）設定した判断場面をもとにした授業構想をたてておく。(2h)
【5】授業における資料提示の効果的な方法を検討し授業の学習指導案を作成する。模擬授業，全体討議（復習）作成した指導案をもとにした細案を考えておく。(2h)
【6】模擬授業（1）を行い授業改善の視点(導入の工夫)と具体策を共有する。模擬授業，全体討議（予習）あらかじめ知らされている学習問題について自分の立場とその根拠となる資料等を用意しておく。(1h)
（復習）学習支援システムで作成した授業評価アンケートにコメントを入力する。(1h)
【7】模擬授業（2）を行い授業改善の視点(発問)と具体策を共有する。模擬授業，全体討議（予習）あらかじめ知らされている学習問題について自分の立場とその根拠となる資料等を用意しておく。(1h)
（復習）学習支援システムで作成した授業評価等について入力する。(1h)
【8】模擬授業（3）を行い授業改善の視点(板書)と具体策を共有する。模擬授業，全体討議（予習）あらかじめ知らされている学習問題について自分の立場とその根拠となる資料等を用意しておく。(1h)
（復習）学習支援システムで作成した授業評価等について入力する。(1h)
【9】模擬授業（4）を行い授業改善の視点(情報機器の活用)と具体策を共有する。模擬授業，全体討議（予習）あらかじめ知らされている学習問題について自分の立場とその根拠となる資料等を用意しておく。 (1h)　
（復習）学習支援システムで作成した授業評価等について入力する。(1h)
【10】模擬授業（5）を行い授業改善の視点(山場づくり)と具体策を共有する。模擬授業，全体討議（予習）あらかじめ知らされている学習問題について自分の立場とその根拠となる資料等を用意しておく。 (1h)　
（復習）学習支援システムで作成した授業評価等について入力する。(1h)
【11】模擬授業（6）を行い授業改善の視点(まとめ)と具体策を共有する。模擬授業，全体討議（予習）あらかじめ知らされている学習問題について自分の立場とその根拠となる資料等を用意しておく。(1h)
（復習）学習支援システムで作成した授業評価等について入力する。(1h)
【12】模擬授業（7）を行い授業改善の視点(まとめ)と具体策を共有する。模擬授業，全体討議（予習）あらかじめ知らされている学習問題について自分の立場とその根拠となる資料等を用意しておく。(1h)
（復習）学習支援システムで作成した授業評価等について入力する。(1h)
【13】模擬授業を通して学んだことを項目ごとにまとめる。
ICTを活用し，知識として定着させたい事項に関する教材を作成する。		グループ討議・演習（予習）知識として定着させたい内容に関するプレゼンの案を考える。(1h)
（復習）模擬授業を通して学んだことを各項目ごとにまとめる。(1h)
【14】知識として定着させたい事項に関する教材をグループで相互評価し修正するグループ討議（復習）知識として定着させたい内容に関するプレゼンテーションの案を完成させ，学習支援システムから提出する。(2h)
【15】模範授業の検証をしながら，授業を通して学んできたことをまとめる。発表，全体討議（復習）プレゼンテーションの相互評価をし，その結果をGoogleClassroomから提出する。(2h)
評価方法
授業課題・模擬授業・指導案等(60%)，試験(40％）
教科書
文部科学省編『小学校学習指導要領解説　社会編』
参考図書
社会科授業のユニバーサルデザイン，村田辰明，東洋館出版社
備考
・授業中，各自の問いや考えを授業支援システムに投稿するなど，双方向的なやりとりの中で授業を進めていく。
・GIGAスクール構想で整備された「1人1台端末のICT環境」をふまえ，ICTを常時活用する。
・Google Classroomから授業の準備や予習の連絡をすることがある。電子メールを常に受信できるようにしておくこと。
・科目ナンバー　9CSS632L
オフィスアワー　月曜5限目9号館5階研究室
昭和63年〜令和2年　徳島県公立小学校教員