徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    炎症性疾患の薬物学 (Pharmacology of inflammatory disease)

科目番号14620担当教員名深田 俊幸単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次24カリ3年
授業概要
創傷とその治癒の過程における炎症の位置づけを概説した後、抗炎症薬の薬理作用、作用機序、有害作用、薬物相互作用および臨床応用などを概説する。また、アレルギー・自己免疫疾患について概説した後、その薬物治療と使用薬物の薬理作用、作用機序、有害作用、薬物相互作用および臨床応用などを概説する。
到達目標
抗炎症薬、抗アレルギー薬、自己免疫疾患治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用、薬物相互作用および臨床応用などを生理機能との関連から理解し、治療薬を正しく評価できる能力を身につける。(DP2:専門的知識,DP7:薬物治療実践能力)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】創傷とその治癒の過程における炎症の位置づけを説明する。薬学教育コアカリキュラムD-2-10, 1)講義、
講義内容に関する問題に解答する
復習:講義内容の復習、演習問題で理解を高める。(30分)
【2】非ステロイド性抗炎症薬の薬理作用、作用機序、有害作用および臨床応用を説明する。薬学教育コアカリキュラムD-2-10, 1), 2), 3)講義、
講義内容に関する問題に解答する
復習:講義内容の復習、演習問題で理解を高める。(30分)
予習:予習課題をクラスルームから提出する。(30分)
【3】ステロイド性抗炎症薬の薬理作用、作用機序、有害作用および臨床応用を説明する。薬学教育コアカリキュラムD-2-10, 1), 2), 3)講義、
講義内容に関する問題に解答する
復習:講義内容の復習、演習問題で理解を高める。(30分)
予習:予習課題をクラスルームから提出する。(30分)
【4】アレルギー疾患治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用および臨床応用を説明する。薬学教育コアカリキュラムD-2-10, 1), 2), 3)講義、
講義内容に関する問題に解答する
復習:講義内容の復習、演習問題で理解を高める。(30分)
予習:予習課題をクラスルームから提出する。(30分)
【5】免疫抑制薬の薬理作用、作用機序、有害作用および臨床応用を説明する。薬学教育コアカリキュラムD-2-10, 1), 2), 3), 4)講義、
講義内容に関する問題に解答する
復習:講義内容の復習、演習問題で理解を高める。(30分)
予習:予習課題をクラスルームから提出する。(30分)
【6】アレルギー疾患治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用および臨床応用を説明する。薬学教育コアカリキュラムD-2-10, 1), 2), 3), 4)講義、
講義内容に関する問題に解答する
復習:講義内容の復習、演習問題で理解を高める。(30分)
予習:予習課題をクラスルームから提出する。(30分)
【7】アトピー性皮膚炎、じんましん、接触性皮膚炎、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、花粉症、消化管アレルギー、気管支ぜんそくの病態とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムD-2-10, 1), 2), 3), 4), (1)講義、
講義内容に関する問題に解答する
復習:講義内容の復習、演習問題で理解を高める。(30分)
予習:前回までの講義内容を復習し、中間試験に備える。(3時間)
【8】中間試験前回までの範囲の試験問題に取り組む復習:中間試験を解き直し、理解を深める。(1時間)
【9】スティーブンス-ジョンソン症候群、中毒性表皮壊死症を含む薬剤アレルギーの原因薬剤とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムD-2-10, 1), 2), 3), 4), (2), (3)講義、
講義内容に関する問題に解答する
復習:講義内容の復習、演習問題で理解を高める。(30分)
予習:予習課題をクラスルームから提出する。(30分)
【10】アナフィラキシーショック、尋常性乾癬、水疱症、光線過敏症の病態とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムD-2-10, 1), 2), 3), 4), (1), (3)講義、
講義内容に関する問題に解答する
復習:講義内容の復習、演習問題で理解を高める。(30分)
予習:予習課題をクラスルームから提出する。(30分)
【11】ベーチェット病、バセドウ病、橋本病、悪性貧血の病態とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムD-2-10, 1), 2), 3), 4), (2), (3)講義、
講義内容に関する問題に解答する
復習:講義内容の復習、演習問題で理解を高める。(30分)
予習:予習課題をクラスルームから提出する。(30分)
【12】重症筋無力症、多発性硬化症、シェーグレン症候群、アジソン病などの病態とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムD-2-10, 1), 2), 3), 4), (2), (3)講義、
講義内容に関する問題に解答する
復習:講義内容の復習、演習問題で理解を高める。(30分)
予習:予習課題をクラスルームから提出する。(30分)
【13】全身性エリテマトーデス、強皮症、筋炎などの病態とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムD-2-10, 1), 2), 3), 4), (2), (3)講義、
講義内容に関する問題に解答する
復習:講義内容の復習、演習問題で理解を高める。(30分)
予習:予習課題をクラスルームから提出する。(30分)
【14】関節リウマチの病態とその治療薬の薬理作用、作用機序、有害作用およびそれら薬物を使用した薬物療法を説明する。薬学教育コアカリキュラムD-2-10, 1), 2), 3), 4), (2), (3)講義、
講義内容に関する問題に解答する
復習:講義内容の復習、演習問題で理解を高める。(30分)
予習:予習課題をクラスルームから提出する。(30分)
【15】臓器移植に使用する薬物の薬理作用、作用機序、有害作用および臨床応用を説明する。薬学教育コアカリキュラムD-2-10, 1), 2), 3), 4), (2), (3)講義、
講義内容に関する問題に解答する
復習:講義内容の復習、演習問題で理解を高める。(30分)
予習:予習課題をクラスルームから提出する。(30分)
評価方法
筆記試験(90%)
課題・レポート(10%)
試験、レポートの解説等はGoogle Classroomで行う。
教科書
田中千賀子ら(編)「NEW薬理学(改訂第7版)」 南江堂
吉尾 隆ら (編)「visual core pharma薬物治療学(改訂第10版)」 南山堂
参考図書
「薬が見える(vol.2)」 MEDIC MEDIA
「病気が見える(vol.6)」 MEDIC MEDIA
備考
科目ナンバー:1HPC304L
【DP配分】 DP2:1, DP7:0.5
クラスコード:5a6o5la
薬学教育モデル・コアカリキュラムD-2-10 免疫・炎症・アレルギー系の疾患と治療薬のうち、1)免疫・炎症・アレルギー系疾患の発症メカニズムを生体の恒常性と関連付けた上で、異常反応としての病態を説明する、2)治療薬の作用メカニズムと病態を関連付けて説明する、3)治療薬の作用メカニズムと有害反応(副作用)を関連付けて説明する、4)疾患治療における薬物治療の一般的な位置づけ及び同種・同効薬の類似点と相違点を把握し、疾患へ適用する根拠を説明する、に対応する。
本講義は、本講義前に開講される生理学1(1年後期)生理学2(2年前期)、免疫学(2年後期)、基礎薬理学(2年後期)、他の薬物学の講義と関連する。
オフィスアワー:
時間:月曜日から金曜日の午前9時〜午後5時
場所:病態分子薬理学研究室 教授室(24号館10階:24−1012)
実務経験: