徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    分子生物学 Molecular Biology

科目番号14623担当教員名葛原  隆単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次改新カリ2年
授業概要
生命情報を担う遺伝子の発現と、それらの制御に関する基本的事項を修得 する。細胞間コミュニケーション及び細胞内情報伝達の方法と役割に関する基本的事項 を修得する。細胞周期と分裂、細胞死に関する基本的事項を修得する。
ホルモン、細胞内シグナル伝達機構、遺伝子工学の基礎を学ぶ。
到達目標
ホルモン、細胞内シグナル伝達機構、遺伝子の発現制御機構、遺伝子工学の基礎を説明できる。細胞間コミュニケーションにおける情報伝達様式を説明できる。エンドサイトーシスとエキソサイトーシスについて説明できる。細胞膜チャネル内蔵型受容体を介する細胞内情報伝達について説明できる。細胞膜受容体からG タンパク系を介する細胞内情報伝達について説明できる。細胞膜受容体タンパク質などのリン酸化を介する細胞内情報伝達について説明できる。細胞内情報伝達におけるセカンドメッセンジャーについて説明できる。細胞内(核内)受容体を介する細胞内情報伝達について説明できる。細胞間の接着構造、主な細胞接着分子の種類と特徴を説明できる。主な細胞外マトリックス分子の種類と特徴を説明できる。細胞周期とその制御機構について説明できる。体細胞と生殖細胞の細胞分裂について説明できる。細胞死(アポトーシスとネクローシス)について説明できる。正常細胞とがん細胞の違いについて説明できる。がん遺伝子とがん抑制遺伝子について概説できる。遺伝子と遺伝のしくみについて概説できる。遺伝子多型について概説できる。代表的な遺伝疾患を概説できる。個体発生について概説できる。細胞の分化における幹細胞、前駆細胞の役割について概説できる。遺伝子工学技術(遺伝子クローニング、cDNA クローニング、PCR、組換えタンパク質発現法など)を概説できる。遺伝子改変生物(遺伝子導入・欠損動物、クローン動物、遺伝子組換え植物)について概説できる。(DP: 知識・理解)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】C6(4) 概論1. 遺伝情報の保存と発現の流れを説明できる。2. DNA、遺伝子、染色体、ゲノムとは何かを説明できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【2】C6(4) 1. DNAからRNAへの転写の過程について説明できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【3】C6(4) 2. エピジェネティックな転写制御について説明できる。3. 転写因子による転写制御について説明できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【4】C6(4) 4. RNAのプロセシング(キャップ構造、スプライシング、snRNP、ポリA鎖など)について説明できる。 5. RNAからタンパク質への翻訳の過程について説明できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【5】C6(4) DNAの変異と修復について説明できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【6】C6(6) 概論 1.細胞間コミュニケーションにおける情報伝達様式を説明できる。C6(1) 細胞膜 2.エンドサイトーシスとエキソサイトーシスについて説明できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【7】C6(6) 細胞内情報伝達 1.細胞膜チャネル内蔵型受容体を介する細胞内情報伝達について説明できる。C6(6) 細胞内情報伝達 2.細胞膜受容体からG タンパク系を介する細胞内情報伝達について説明できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【8】C6(6) 細胞内情報伝達 3.細胞膜受容体タンパク質などのリン酸化を介する細胞内情報伝達について説明できる。C6(6) 細胞内情報伝達 4.細胞内情報伝達におけるセカンドメッセンジャーについて説明できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【9】 C6(6) 細胞内情報伝達 5.細胞内(核内)受容体を介する細胞内情報伝達について説明できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【10】C6(6) 細胞間コミュニケーション 1.細胞間の接着構造、主な細胞接着分子の種類と特徴を説明できる。C6(6) 細胞間コミュニケーション 2.主な細胞外マトリックス分子の種類と特徴を説明できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【11】C6(7) 細胞分裂 1.細胞周期とその制御機構について説明できる。C6(7) 細胞分裂 2.体細胞と生殖細胞の細胞分裂について説明できる。C6(7) 細胞死 1.細胞死(アポトーシスとネクローシス)について説明できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【12】C6(7) がん細胞 1.正常細胞とがん細胞の違いについて説明できる。C6(7) がん細胞 2.がん遺伝子とがん抑制遺伝子について概説できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【13】C7(1) 遺伝 1.遺伝子と遺伝のしくみについて概説できる。C7(1) 遺伝 2.遺伝子多型について概説できる。C7(1) 遺伝 3.代表的な遺伝疾患を概説できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【14】C6(4) 組換えDNA 1.遺伝子工学技術(遺伝子クローニング、cDNA クローニング、PCR、組換えタンパク質発現法など)を概説できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
【15】C6(4) 組換えDNA 2.遺伝子改変生物(遺伝子導入・欠損動物、クローン動物、遺伝子組換え植物)について概説できる。E2(8) 遺伝子治療 遺伝子治療の原理、方法と手順、現状、および倫理的問題点を概説できる。講義形式にて行う。小テスト演習。教科書を前日に予習し、授業後にノートなどを復習すること。(30分)
評価方法
試験(100%)、小テスト・宿題の提出状況・真剣度を加味する場合がある。試験の解答については、指定の期間に直接教員に尋ねること。
教科書
「薬学のための分子生物学」第2版(廣川書店)
参考図書
「薬学領域の生化学」(廣川書店)、ヴォート著 「基礎生化学」(東京化学同人)、レーニンジャーの生化学(廣川書店)、細胞の分子生物学(Newton Press)
備考
薬学教育モデル・コアカリキュラムC6(4)「生命情報を担う遺伝子」のうち、・組換えDNA、(6)「細胞間コミュニケーションと細胞内情報伝達」のうち、・概論、・細胞内情報伝達、・細胞間コミュニケーション、(7)「細胞の分裂と死」のうち、・細胞分裂、・細胞死、・癌細胞
本講義は生化学1(1年後期)、生化学2(1年後期)と関連する。
オフィスアワー:木曜日17:00〜18:00、金曜日17:00〜18:00 21号館9階生化学教授室
科目ナンバー: 1HBL206L