徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    東洋医学概論(Introduction to Oriental Medicine)

科目番号20007担当教員名代田 修単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次4年
授業概要
東洋医学、特に現代の医療の現場で広く用いられている漢方医学・漢方処方について基礎的理解を得るために、歴史、診断・治療、方剤学、疾患と漢方処方、使用上の注意について理解し、漢方の考え方、疾患概念、代表的な漢方薬の適応、副作用や注意事項などに関する基本的事項を修得する。
到達目標
漢方方剤の適用に関しては「証」を正しく認識することが必須とされている。薬剤師として必要な漢方医学知識、漢方方剤、構成生薬を説明できる。(知識・理解)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】漢方薬と民間薬、代替医療との相違について説明できる。漢方薬と西洋薬の基本的な利用法の違いを概説できる。C7(3)1-2,3講義と質疑プリント、2年時の「生薬学」教科書p3-117を復習する。
【2】中国医学と漢方医学の歴史、相違について説明できる。C7(3)1-1講義,ビデオ学習と質疑教科書1章を読む。
【3】中国医学と漢方医学の歴史、相違について説明できる。C7(3)1-1講義,ビデオ学習と質疑教科書1章を読む。
【4】漢方処方と「証」との関係について概説できる。C7(3)1-4復習試験
講義と質疑
教科書1.1 証(概論)をあらかじめ読む。
用語を復習する。
【5】病態と治療(陰陽)、対応する処方、生薬について概説できる。
C7(3)1-4
復習試験
講義と質疑
教科書II. 2 病態と治療をあらかじめ読む。
【6】病態と治療(虚実、寒熱、表裏、六病位)、対応する処方、生薬について概説できる。
C7(3)1-4
復習試験
講義と質疑
教科書II. 2病態と治療をあらかじめ読む。
【7】病態と治療(気血水)、対応する処方、生薬について概説できる。C7(3)1-4復習試験
講義と質疑
教科書II. 2病態と治療をあらかじめ読む。
【8】病態と治療(五臓)、対応する処方、生薬について概説できる。C7(3)1-4
漢方の診察法、対応する処方について概説できる。C7(3)1-5
復習試験
講義と質疑
教科書II. 2病態と治療をあらかじめ読む。
教科書II.3漢方の診察法をあらかじめ読む。
【9】薬物学(方剤学)と処方、構成生薬について概説できる。
C7(3)1-6
復習試験
講義と質疑
教科書III.1薬物学(方剤学)をあらかじめ読む。
【10】主な方剤学(桂枝湯〜附子剤)、構成生薬について概説できる。
C7(3)2-1
復習試験
講義と質疑
教科書III.2薬物学(主な方剤群[1]A-D)をあらかじめ読む。
【11】主な方剤学(地黄剤〜石膏剤)、構成生薬について概説できる。
C7(3)2-1
復習試験
講義と質疑
教科書III.2薬物学(主な方剤群[1]E-G)をあらかじめ読む。
【12】主な方剤学(気剤〜利水剤)、構成生薬について概説できる。
C7(3)2-1
復習試験
講義と質疑
教科書III.3薬物学(主な方剤群[2]A-C)をあらかじめ読む。
【13】漢方処方と構成生薬の代表的な副作用について概説できる。C7(3)2-2
漢方処方の服薬指導について理解する。C7(3)1-7
復習試験
講義と質疑
教科書III.4薬物学(副作用)をあらかじめ読む。
教科書III.5薬物学(服薬指導)をあらかじめ読む。
【14】漢方処方の薬理作用について概説できる。C7(3)2-1復習試験
講義と質疑
教科書III.7薬物学(薬理)をあらかじめ読む。
【15】まとめ復習試験
講義と質疑
教科書III.5薬物学(服薬指導)をあらかじめ読む。
評価方法
試験(90%)、平常点(10%)により評価する。
教科書
学生のための漢方医学テキスト、日本東洋医学会学術教育委員会 編、南江堂、ISBN: 978-4-524-25031-8
参考図書
現代医療における漢方薬改定第2版、日本生薬学会 監修、南江堂、ISBN: 978-4-525-40314-1
薬学生のための漢方医薬学、山田陽城、花輪壽彦、金成俊 編、南江堂、ISBN: 978-4-524-40214-4
図解 漢方処方のトリセツ、川添和義 著、じほう、ISB: 978-4-8407-4623-6
備考
【受講心得】
生薬学の復習を欠かさないこと。新規な用語の理解のために予習・復習をしておくこと。
【オフィス・アワー】
月曜日〜金曜日の5限目、香川薬学研究棟3階生薬・天然物化学講座
【備考】
出欠の確認は、多くの場合、確認問題を出欠票に解答してもらうことで行う。
【DP配分】
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7
0 0 0.2 0.5 0.2 0 0.1
香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる)。