徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    歴史学A

科目番号20079担当教員名丸尾 寛単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期後期 対象年次1年〜
授業概要
【授業概要】「徳川幕府の政治改革」 
江戸時代に幕府が行った改革として、享保・寛政・天保の改革がある。これらは、幕府の支配体制が弛緩・解体していくのを食い止めようと行われたものであった。各改革での具体的政策からみえてくる課題を検討していくことを通して、その改革のもつ意味と歴史的意義を理解する。
到達目標
【到達目標】各改革の内容を理解することを通して、各時期の経済や社会の動きを捉え、さらに歴史の動的な面と静的な面を見ながら歴史が動いていくことを理解し各改革の内容と意義が説明できるようにする。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】教科書の「はじめに」で説明のある交代史観について理解する。講義。あわせてプリントを配布、ワークシートを授業後提出。 テキスト1p〜5pを読んでまとめておく。
【2】三大改革の前後の政治形態について理解し説明できるようにする。講義。あわせてプリントを配布、ワークシートを授業後提出。 テキスト6p〜8p、83p〜96pを読んでまとめておく。
【3】三大改革の研究史を整理しながら江戸幕府の成立から明治維新までの流れについて理解する。講義。あわせてプリントを配布、ワークシートを授業後提出。 テキスト13p〜16p、83p〜96pを読んでまとめておく。
【4】享保の改革の研究史と江戸幕府の財政状況を理解し説明できるようにする。講義。あわせてプリントを配布、ワークシートを授業後提出。 テキスト17p〜22pを読んでおく。
『史学雑誌』104編10号をみておく。
【5】元禄時代とはどんな時代であったか各自で調べ、その特徴を理解する。講義。あわせてプリントを配布、ワークシートを授業後提出。 テキスト85p〜90pを読んでおく。元禄時代についてレポートにまとめ提出。
【6】将軍吉宗の登場と彼が行った享保の改革の年貢政策と新たな物価問題について理解する。講義。あわせてプリントを配布、ワークシートを授業後提出。テキスト23p〜27pを読んでまとめておく。
【7】享保の改革の評価と改革で引き継がれた政策について理解する。講義。あわせてプリントを配布、ワークシートを授業後提出。レポートの発表。テキスト28p〜29p、6p〜9p、92p〜95pを読んでおく。
【8】天明・安永期に生まれた社会の様子と田沼時代について理解する。講義。あわせてプリントを配布、ワークシートを授業後提出。テキスト30p〜34pを読んでまとめておく。
【9】松平定信の登場と寛政の改革について理解する。講義。あわせてプリントを配布、ワークシートを授業後提出。テキスト34p〜42pを読んでまとめておく。
【10】定信の取り組んだ対外問題と朝廷対策について理解する。講義。あわせてプリントを配布、ワークシートを授業後提出。テキスト43p〜53pを読んでおく。
【11】寛政の改革の評価と中期藩政改革との関連について理解し説明できるようにする。講義。あわせてプリントを配布、ワークシートを授業後提出。テキスト51p〜59pを読んでおく。寛政の改革についてレポートにまとめ提出。
【12】天保期までの社会の動きと欧米列強進出の様子を理解する。講義。あわせてプリントを配布、ワークシートを授業後提出。レポートの発表。テキスト60p〜68p、95p〜96pを読んでまとめておく
【13】水野忠邦の登場と彼が行った天保改革について理解する。講義。あわせてプリントを配布、ワークシートを授業後提出。テキスト68p〜77pを読んでまとめておく。
【14】天保の改革の評価と「悪政」について理解し説明できるようにする。講義。あわせてプリントを配布、ワークシートを授業後提出。テキスト77p〜84pを読んでまとめておく。
【15】いわゆる「悪政」について説明できるようにする。講義。あわせてプリントを配布、ワークシートを授業後提出。テキスト83p〜101pを読んでまとめておく。
評価方法
筆記試験を実施するが、授業後の必提出ワークシート、レポート、出席などの平常点を加味して評価する。
教科書
『近世の三大改革』(日本史リブレット) 山川出版社 840円
参考図書
授業の中で適宜紹介する。
備考
必提出レポートと適宜出す課題に基づいたレポートをみて到達度を測る予定です。
質問は、管理棟の教務部にほぼ毎日出勤しています。ここへ来て下さい。