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【科目名】基礎医学実習

科目番号	20149	担当教員名	樫野　真	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	後期	対象年次	3年

授業概要
臨床実習の前段階として、医療の根底となるコミュニケーションおよび礼儀について自ら学び考え、医療人としての心構えを身につけ、チーム医療のあり方を考える。また、医療行為の基本となる清潔・不潔の概念を理解し、基本的な医療技術を身に付けることを目的とする。テーマについて自らの考えを持って実習を行ってもらうが、一部講義を取り入れた授業も行う。
到達目標
①知識（理解）：臨床実習前に社会人・医療人としても心得やマナー及び患者さんへの接し方を理解する。清潔・不潔の概念を理解できる。②態度（感心・意欲）：医療人としの自覚を持ち、積極的に実習に参加する。③技能（表現）：コミュニケーションの第一歩である挨拶ができる。患者さんの移動方法、抗凝固剤など薬剤の準備、臨床実習に向けての目標・課題を明確にできる。④思考・判断：臨床工学技士に必要な知識を基に、状況に応じて適切な行動が出来る。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	ガイダンス	本実習の説明を行う。	配布資料を熟読すること。
【2】	臨床実習にむけて（自己目標の作成と課題の抽出）	自身で目標と課題をまとめる。	配布資料を熟読すること。
【3】	臨床実習にむけて（自己目標の作成と課題発表）	自身の目標と課題を発表する。	自身の目標と課題をまとめておくこと。
【4】	病院研究（調査）	実習先や就職希望先の医療機関について調査する。	配布資料を熟読すること。
【5】	病院研究（報告）	調査した医療機関の報告	前回まとめた内容を理解しておくこと。
【6】	病院訪問時のマナー1	病院訪問時のマナーと御礼状の書き方方	配布資料を熟読すること。
【7】	就職座談会1	病院が求める臨床工学技士像	御礼状をしっかりまとめておくこと。
【8】	病院訪問時のマナー2	御礼状発表	まとめた内容を理解しておくこと。
【9】	清潔の概念	手洗い実習	配布資料を熟読すること。
【10】	患者の立場に立って	グループワーク	配布資料を熟読すること。
【11】	患者体験	グループワーク	配布資料を熟読すること。
【12】	放射線の基礎知識、管理区域、フィルムバッチについて	講義及びグループワーク	配布資料を熟読すること。
【13】	薬剤実習	実習及びグループワーク	配布資料を熟読すること。
【14】	まとめ（自己目標に対する評価と課題）	これまでの内容を自己採点する。	配布し勞を熟読すること
【15】	実習予備日	これまでの内容	配布資料を参考にする。

評価方法
発表内容40％、レポート40％及びグループワーク20％で総合的に評価する。受講姿勢は、応答も含めて、無断欠席、遅刻、早退、居眠り、私語、服装の乱れ等を回数に応じて総得点から減点する。本科目は60％以上で合格とする。
教科書
適宜資料を配布する。
参考図書
就職ガイダンス時に配布された資料

備考
自らの考えを持ち、積極的に実習に参加すること。受講に際して、感染や清潔・不潔について復習しておくこと。予習内容については各回毎に指示するので、しっかり取組むこと。上田・樫野の２名ですべての回を担当する。授業計画の１項目につき、２コマ連続して授業を行う。