徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎ゼミナールA_b

科目番号20174担当教員名前田 淳史単位2単位
科目群一般必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
一般的総合科目の物理学、あるいは物理系専門科目を履修する準備としての力学の基礎を学ぶ。授業は、高校物理の履修・未履修に関係なく理解できるものとし、かつ履修学生にとっても大学物理学への橋渡しとしての基礎となるものとする。本講義は力学基礎,電気基礎,演習から成る。 高校で物理を履修していないことを前提に,簡単なレベルから分かりやすく講義する.1週2コマの集中講義を行い、演習を多く課して理解が深まるよう講義を進めていく。
到達目標
この講義は高校で物理未履修の学生を対象とし、後期以降に履修する物理学で必要な力学と電気の基礎を習得する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】序論 物理とは何か(担当 前田)
これから行う物理の内容について講義概要の説明と単位の計算について
講義と演習配布プリントをよく読み理解すること
【2】ベーシックウイングの利用法(担当 前田)
大学内コンピューターを利用して自習するベーシックウイングの使い方を説明する
演習(図書館)ベーシックウイング(座標と速度)を受講し、基本例題まで解くこと
【3】有効数字(担当 前田)
有効数字の表し方を学習する
講義と演習配布プリントをよく読み理解すること
【4】変位と速度(担当 前田)
変位と速度について学習する
講義と演習基礎力徹底ドリル物理基礎6ページ
【5】フックの法則(担当 前田)
ばねと弾性エネルギーについて
講義と演習基礎力徹底ドリル物理基礎23ページ
【6】力のつり合い(担当 前田)
力の大きさとベクトル量の学習
講義と演習基礎力徹底ドリル物理基礎19ページ
【7】作用と反作用(担当 前田)
力を使ったベクトルの計算方法
講義と演習基礎力徹底ドリル物理基礎21ページ
【8】いろいろな力(摩擦力、抵抗力、浮力)(担当 前田)
力の種類とそれぞれにかかる力の方向を考える
講義と演習基礎力徹底ドリル物理基礎22ページ
【9】斜面上の物体にかかる力(担当 前田)
複数の力の合力の計算を理解する
講義と演習基礎力徹底ドリル物理基礎26ページ
【10】運動の法則(担当 前田)
力が加わる運動を学ぶ
講義と演習基礎力徹底ドリル物理基礎26ページ
【11】落下運動(担当 前田)
運動法則の一つとして落下運動の演習を行う
講義と演習基礎力徹底ドリル物理基礎14ページ
【12】運動エネルギーと位置エネルギー(担当 前田)
エネルギーについての演習
講義と演習基礎力徹底ドリル物理基礎31,32ページ
【13】力学的エネルギーの保存の法則(担当 前田)
エネルギー保存則を通じてエネルギー変換を学ぶ
講義と演習基礎力徹底ドリル物理基礎34ページ
【14】演習総まとめ(担当 前田)
速度までの演習
演習基礎力徹底ドリル物理基礎15ページ
【15】演習総まとめ2(担当 前田)
力から力学的エネルギーまでの演習
演習基礎力徹底ドリル物理基礎35、36ページ
【16】電気の素は何か(担当 竹本)
電気の基礎知識を学習する
講義と演習配付テキストをよく読むこと
【17】電気回路の概要(担当 竹本)
電気回路の見方、書き方を学ぶ
講義と演習ベーシックウイングの課題を提示するので、次週までに受講すること
【18】電気抵抗・オームの法則(担当 竹本)
電圧と電気抵抗、オームの法則について学ぶ
講義と演習配付プリント2問を解答すること
【19】抵抗率と抵抗の温度変化(担当 竹本)
電気抵抗の導体金属の影響を考える
講義と演習配付テキストの抵抗率の項目を熟読すること
【20】電気回路(電流、電圧、抵抗、電源)(担当 竹本)
電気回路の問題演習と解き方
講義と演習配付プリントの回答、および講義内で解いた問題について自分の力で解きなおすこと
【21】静電気 摩擦電気(担当 竹本)
静電気についての学習
講義と演習ベーシックウイングの課題を提示するので、次週までに受講すること
【22】電場(担当 竹本)
電場と電気力線について
講義と演習ベーシックウイングの課題を提示するので、次週までに受講すること
【23】クーロン力(担当 竹本)
電場とクーロンの法則の使い方の学習
講義と演習ベーシックウイングの課題を提示するので、次週までに受講すること
【24】電池の起電力と内部抵抗(担当 竹本)
電源について
講義と演習ベーシックウイングの課題を提示するので、次週までに受講すること
【25】キルヒホッフの法則(担当 竹本)
複雑な電気回路の学習
講義と演習ベーシックウイングの課題を提示するので、次週までに受講すること
【26】コンデンサーの仕組み(担当 竹本)
蓄電装置であるコンデンサーについて学ぶ
講義と演習ベーシックウイングの課題を提示するので、次週までに受講すること
【27】コンデンサーの電気容量(担当 竹本)
コンデンサーの性質について
講義と演習ベーシックウイングの課題を提示するので、次週までに受講すること
【28】コンデンサーの並列接続と直列接続(担当 竹本)
電気回路中にあるコンデンサーの計算方法の学習
講義と演習ベーシックウイングの課題を提示するので、次週までに受講すること
【29】コンデンサーに蓄えられるエネルギー(担当 竹本)
静電エネルギーの学習
講義と演習ベーシックウイングの課題を提示するので、次週までに受講すること
【30】演習(担当 竹本)
電気回路全体を通じた演習
演習項目を全て板書してまとめているので、それを写したのち、各項目について自分の力で解くこと
評価方法
2回の評価試験によって評価する。
教科書
第3版物理学入門 原康夫著 学術図書出版
参考図書
基礎力徹底ドリル物理基礎「力学」学研
備考
2年から3年への進級のために、本科目単位取得が必要である。
なお、この基礎ゼミナールAは妹尾クラスと、竹本・前田クラスがある。
そのうち、基礎ゼミナールA_b(竹本・前田クラス)は、第1回から15回を前田が、第16回から30回を竹本が担当する。
授業は4/6から開始する。