徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    細胞生物学(Cell Biology)

科目番号20403担当教員名鈴木 久世単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次1年
授業概要
薬学の基礎となる生物学的知識を修得するにあたり、細胞分裂、発生、細胞間コミュニケーションによる生体調節に関わるメカニズムを理解することを目指す。
到達目標
細胞生物学では、薬学に関係する生命現象の基礎知識を学ぶことを目標とする。生体の調節と組織形成に関わる細胞内メカニズムを理解し、生理機能と関連付けて説明できるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】序論:講義全体の計画と目的 細胞間シグナル伝達の原理、多細胞生物における生体の制御。講義と質疑 
【2】細胞周期制御系(1):細胞周期概要。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P113〜P124)を読む。
【3】細胞周期制御系(2):細胞周期各段階の特徴。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P113〜P124)を読む。
【4】細胞周期制御系(3):細胞周期におけるチェックポイント。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P113〜P124)を読む。
【5】プログラム細胞死と壊死:アポトーシス、カスパーゼ、シトクロムC。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P113〜P124)を読む。
【6】細胞間シグナル伝達:内分泌型伝達、神経型伝達、接触型伝達、パラクライン型伝達。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P125〜P138)を読む。
【7】受容体(1):イオンチャネル共役型受容体、酵素共役型受容体。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P125〜P138)を読む。
【8】受容体(2):Gタンパク共役型受容体。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P125〜P138)を読む。
【9】細胞のがん化の機序:がん遺伝子、がん抑制遺伝子。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P113〜P124)を読む。
【10】発生と分化:細胞分化と幹細胞。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P139〜P153)を読む。
【11】細胞のつくる社会(1):細胞外マトリックス、コラーゲン講義と質疑課題学習。配布資料の予習・復習。教科書の該当範囲(P135〜P138)を読む。
【12】細胞のつくる社会(2):上皮層と細胞間結合、密着結合、接着結合、ギャップ結合。講義と質疑課題学習。配布資料の予習・復習。教科書の該当範囲(P135〜P138)を読む。
【13】細胞のつくる社会(3):細胞間接着因子。講義と質疑課題学習。配布資料の予習・復習。教科書の該当範囲(P135〜P138)を読む。
【14】生殖と減数分裂:体細胞分裂と減数分裂。講義と質疑課題学習。教科書の該当範囲(P154〜P168)を読む。
評価方法
定期試験(70%)、課題提出(20%)および授業態度(10%)により評価する。
教科書
Essential細胞生物学原著第3版, 中村桂子・松原謙一(監訳)南江堂, ISBN-978-4-524-26214-4
参考図書
生命科学, 東京大学生命科学教科書編集委員会(編) 羊土社, ISBN-978-4-7581-2000-5
備考
1年前期に開講される応用生物学AおよびBを受講することが望ましい。