徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    信頼性工学特論(Special Lectrure on Reliability Engineering)

科目番号30013担当教員名多田 哲生単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1,2年
授業概要
エレクトロニクス機器や半導体の信頼・信頼性の理論と応用について講義する。
半導体の基礎物理、故障メカニズム、信頼性設計・試験、品質保証につい講義する。
到達目標
故障確率分布を使って故障時間が推定できる。半導体の代表的な故障メカニズム、故障解析手法が説明できる。品質管理手法のQC7つ道具の利用がきる。
QC検定3級レベルの関連する問題が正解できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】信頼性と品質管理の意義と必要性について解説する。
講義の理解度を確認する演習を行う。
講義と演習【予習】第1回講義関係の教科書の1-10ページまで熟読
【2】信頼性の基礎数理(故障確率、故障確率密度関数、バスタブカーブ)について解説する。
講義の理解度を確認する演習を行う。
講義と演習【予習】第2回講義関係の教科書の11-22ページまで熟読
【3】統計的手法の代表であるワイブル分布の使い方について解説する。
講義の理解度を確認する演習を行う。
講義と演習【予習】第3回講義関係の教科書の23-35ページまで熟読
【4】システム信頼性(直列系、並列系、保全)について解説する。
講義の理解度を確認する演習を行う。
講義と演習【予習】第4回講義関係の教科書の36-46ページまで熟読
【5】半導体の基礎物理と故障モデルについて解説する。
講義の理解度を確認する演習を行う。
講義と演習【予習】第5回講義関係の教科書の47-58ページまで熟読
【6】半導体の故障モデル(静電破壊、ラッチアップ、エレクトロマイグレーション、
ストレスマイグレーション、ホットキャリア現象、ソフトエラー)について解説する。
講義の理解度を確認する演習を行う。
講義と演習【予習】第6回講義関係の教科書の59-69ページまで熟読
【7】半導体の故障モデル(耐湿性、ゲート絶縁膜破壊、NBTI、機械的応力、熱疲労)について解説する。
講義の理解度を確認する演習を行う。
講義と演習【予習】第7回講義関係の教科書の70-82ページまで熟読
【8】品質保証活動(設計段階、試作段階、量産段階、出荷後段階)について解説する。
講義の理解度を確認する演習を行う。
講義と演習【予習】第8回講義関係の教科書の83-87ページまで熟読
【9】信頼性設計の手法(デザインレビュー、FMEA,FTA)について解説する。
講義の理解度を確認する演習を行う。
講義と演習【予習】第9回講義関係の教科書の88-96ページまで熟読
【10】信頼性試験(試験方法、加速試験、スクリーニング)について解説する。
講義の理解度を確認する演習を行う。
講義と演習【予習】第10回講義関係の教科書の97-108ページまで熟読
【11】故障解析の実例について解説する。
講義の理解度を確認する演習を行う。
講義と演習【予習】第11回講義関係の教科書の109-144ページまで熟読
【12】品質管理の実例について解説する。
講義の理解度を確認する演習を行う。
講義と演習【予習】第12回講義関係の教科書の145-159ページまで熟読
【13】ソフトウェアの品質・信頼性について解説する。
講義の理解度を確認する演習を行う。
講義と演習【予習】第13回講義関係の教科書の160-171ページまで熟読
【14】品質・信頼性・安全性に関する規格と認証制度について解説する。
講義の理解度を確認する演習を行う。
講義と演習【予習】第14回講義関係の教科書の172-180ページまで熟読
【15】故障メカニズム研究動向について解説する。
講義の理解度を確認する演習を行う。
講義と演習【予習】第15回講義関係の教科書の181-188ページまで熟読
評価方法
以下の項目に概ねの評価比率を与え、各項目の総和を基本とした評価点とする。
・毎回の講義で行う演習の総得点 60%
・適宜課す課題の総得点   40%
教科書
品質・信頼性技術、松本平八 著、共立出版、987-4-320-12304-5、2800円(税別)
参考図書
備考