徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    電子材料工学特論��

科目番号30013担当教員名梶山　博司単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1,2,3年
授業概要
金属、半導体、絶縁体の結晶構造とバンド構造を第１原理密度汎関数法を用いてシミュレーションする技法を学修する。
到達目標
(1)知識：無機材料系の安定な結晶構造とその時の電子構造をシミュレーションするために、密度汎関数法を用いた第１原理計算手法の基礎をを理解する。(2)態度：無機材料系の結晶構造や電子構造に興味を持ち、それらと電子物性の関係について興味をもつこと。(3)技能：密度汎関数法について基礎を理解していて、シミュレーションを実行できること。(4)思考•判断：電子材料の性質をバンド構造から考察できること。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】第１原理計算の基本原理１: Schrodinger 方程式講義および演習講義の復習および演習問題解答
【2】第１原理計算の基本原理２:Hartree-Fock近似講義および演習講義の復習および演習問題解答
【3】密度汎関数法１：Thomas-Fermiモデル講義および演習講義の復習および演習問題解答
【4】密度汎関数法２: Honenberg-Kohnの定理講義および演習講義の復習および演習問題解答
【5】密度汎関数法３：有限温度カノニカルアンサンブルの理論講義および演習講義の復習および演習問題解答
【6】化学ポテンシャル１：温度ゼロのグランドカノニカルアンサンブルの化学ポテンシャル講義および演習講義の復習および演習問題解答
【7】化学ポテンシャル２：化学ポテンシャルの物理的な意味講義および演習講義の復習および演習問題解答
【8】化学ポテンシャルの微分１：電気陰性度講義および演習講義の復習および演習問題解答
【9】化学ポテンシャルの微分２：Fukui関数講義および演習講義の復習および演習問題解答
【10】Tomas-Fermiモデル１：伝統的なTFモデルとTFDモデル講義および演習講義の復習および演習問題解答
【11】Tomas-Fermiモデル１：純粋に局所的なモデル講義および演習講義の復習および演習問題解答
【12】Kohn-Sham法1：基本原理講義および演習 講義の復習および演習問題解答
【13】Kohn-Sham法２：軌道の導入とKohn-Sham方程式講義および演習講義の復習および演習問題解答
【14】Kohn-Sham法３：局所密度とX α近似講義および演習講義の復習および演習問題解答
【15】Kohn-Sham法４：スピン密度汎関数理論講義および演習講義の復習および演習問題解答
評価方法
演習50%、レポート50%
教科書
　　　　
参考図書
原子・分子の密度汎関数法、狩野覚、吉田元二訳、シュプリンガー・フェアラーク。
備考
オフィスアワー：月曜日５講時＠梶山研究室（１８号館４階３４３２室）