徳島文理大学シラバスシステム

	徳島文理大学	Webシラバスシステム	TOP	戻る
	徳島文理大学短期大学部

【科目名】日本文学特講ＡⅠ(Japanese Literature AI　(Advanced Course))

科目番号	30070	担当教員名	佐々木　亨	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	1年～

授業概要
(授業目的・方針等) 【概要】『竹取物語』の研究史を概観しつつ、古注に及ぶ。その中でも代表的な存在である『竹取翁物語解』を紐解きつつ、近世期の研究水準を具現化する。
到達目標
『竹取物語』古注に関する知識を習得する。就中『竹取翁物語解』を丁寧に読み解き、研究史に関心を寄せ、新注では見落とされた諸点を発見し、思考の累積を実感しつつ、これを自らの言葉で纏めることができる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	ガイダンス	講義	予習　作品の梗概を纏める。復習　『日本古典文学大辞典』にて該当項目を要約する。
【2】	作品研究の現状について	講義	予習　新編古典文学全集本と新古典文学大系本の解説を纏める。復習　『日本古典文学大辞典』にて該当項目を要約する。
【3】	本文校異について	講義	予習　『日本古典文学大辞典』にて該当項目を要約する。。復習　『竹取物語本文集成』を概観する。
【4】	古注と新注について	講義	予習　『竹取物語全評釈』を紐解く。復習　古注の代表的存在を『日本古典文学大辞典』にて纏める。
【5】	『竹取翁物語解』について①概要	講義	予習　該当箇所の現代語訳復習　該当箇所における内容の要約
【6】	『竹取翁物語解』について②物のあはれ	講義	予習　該当箇所の現代語訳復習　該当箇所における内容の要約
【7】	『竹取翁物語解』について③書名	講義	予習　該当箇所の現代語訳復習　該当箇所における内容の要約
【8】	『竹取翁物語解』について④成立年	講義	予習　該当箇所の現代語訳復習　該当箇所における内容の要約
【9】	『竹取翁物語解』について⑤作者	講義	予習　該当箇所の現代語訳復習　該当箇所における内容の要約
【10】	『竹取翁物語解』について⑥文献的考証	講義	予習　該当箇所の現代語訳復習　該当箇所における内容の要約
【11】	『竹取翁物語解』について⑦諸本	講義	予習　該当箇所の現代語訳復習　該当箇所における内容の要約
【12】	『竹取翁物語解』について⑧章段分析「竹の中」から「仏の御石」まで	講義	予習　該当箇所の現代語訳復習　該当箇所における内容の要約
【13】	『竹取翁物語解』について⑨章段分析「竜の珠」から「月の都」まで	講義	予習　該当箇所の現代語訳復習　該当箇所における内容の要約
【14】	『竹取翁物語解』について⑩章段分析「天の羽衣」から「不死の薬」まで	講義	予習　該当箇所の現代語訳復習　該当箇所における内容の要約
【15】	まとめ	講義	予習　『竹取翁物語解』の研究史に占める位置を考えておく。復習　『竹取翁物語解』の優れた点を確認する。

評価方法
課題の提出状況を原則とし、受講態度も加味される。
教科書
プリントを与える。
参考図書
『竹取物語全評釈　古注釈篇』『同　評釈篇』『竹取物語本文集成』

備考
質問等は木曜日Ⅴ限目、611研究室にて受け付ける。