徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    環境エネルギー材料(Materials for Enviroment & Energy)

科目番号30159担当教員名梶山 博司単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次4年
授業概要
人類は近年、その繁栄によって環境面およびエネルギー面で地球に大きな負荷をかけるようになっている。本講義では、持続可能な環境およびエネルギーを提供するための材料開発について学修する。受講生自らが資源循環型社会の実現のためのエンジニアリングの役割、使命について考察、提案する。
到達目標
地球温暖化による気象変動が大きな問題となっている。温暖化の主因は、化石燃料の消費による二酸化炭素ガスによる温室効果である。産業革命以来、大気中二酸化炭素ガス濃度は上昇の一途をたどっており、上限値として設定されている450ppmに到達寸前である。社会活動を維持しながら持続可能社会を実現するために、太陽光などの再生可能エネルギーの利用が急務である。そのために必要となるエネルギー変換材料、エネルギー蓄積材料について、原理、材料、性能を理解して、社会実装までのリードマップを提案できるようになる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】環境エネルギー問題の概要と材料とのかかわりについて講義、演習講義内容の復習
【2】環境破壊の問題講義、演習講義内容の復習
【3】大気汚染:二酸化硫黄、窒素酸化物講義、演習講義内容の復習
【4】講義、演習地球温暖化ガス講義による講義内容の復習
【5】その他の汚染物質講義、演習講義内容の復習
【6】水質汚濁:重金属汚染、有機塩素化合物汚染講義、演習講義内容の復習
【7】富栄養化、熱汚染講義、演習講義内容の復習
【8】水質汚濁にかかわる環境基準講義、演習講義内容の復習
【9】土壌汚染の現況講義、演習講義内容の復習
【10】農薬、肥料による汚染、農業以外による汚染講義、演習講義内容の復習
【11】エネルギー源の種類、化石燃料資源の現状講義、演習講義内容の復習
【12】原子力エネルギー、再生可能エネルギー講義、演習講義内容の復習
【13】地球温暖化とその対策講義、演習講義内容の復習
【14】資源循環型社会と環境保全講義、演習講義内容の復習
【15】まとめ講義、演習講義内容の復習
評価方法
レポート100%
教科書
「Fundamentals of Materials for Energy and envirrnmental Sustainability」Material Research Society
参考図書
「資源・エネルギー工学要論」(世良力著、東京化学同人)
備考
オフィスアワー:月曜日5講時@梶山研究室(18号館4階3432室)