徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    電気工学演習

科目番号30288担当教員名本田 道隆単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次4年
授業概要
国家試験で出題された電気工学関連の問題やその関連問題をとりあげ、個人での取り組み、チーム内での検討、教員による解説を通して、正確な知識の定着と解法のスキルアップを目標とする。チーム内の検討では、順に担当を決めて他のメンバーに説明する演習を行い、説明を行うことにより自分の誤解や理解不足に気づいてそれを改善するようなアクティブラーニング法を取り入れる。
到達目標
1 知識:電気工学に関連する国家試験出題レベルの問題に関連した知識を有するとともに解法を理解して正しく解答できる。
2 態度:国家試験により資格を得ることの意義を理解するとともに、実社会での活動において医療で用いられる機器を安全かつ有効に使うための知見を得ることの重要性を説明できる。
3 技能:電気工学に関連する国家試験出題レベルの問題の解法を人に説明できる。
4 思考・判断:国家資格を得るための学習方法を自ら思考して実践するとともに、学習で取り組む問題の内容や難易度を的確に判断できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】(ガイダンス)および演習(電荷とクーロンの法則)講義演習問題の復習と次回の予習
【2】電界・磁界の演習:電界と電位、静電容量とコンデンサ講義演習問題の復習と次回の予習
【3】電界・磁界の演習:電界中で電子に働く力、電界と磁界講義演習問題の復習と次回の予習
【4】電界・磁界の演習:磁界中で働く力 誘導作用講義演習問題の復習と次回の予習
【5】電界・磁界の演習:インダクタンスとコイルの性質講義演習問題の復習と次回の予習
【6】直流回路の演習:電流と電界 導体の抵抗講義演習問題の復習と次回の予習
【7】直流回路の演習:オームの法則 回路とその計算講義演習問題の復習と次回の予習
【8】直流回路の演習:電力と発生熱量講義演習問題の復習と次回の予習
【9】直流回路の演習:CR回路の過渡現象講義演習問題の復習と次回の予習
【10】交流回路の演習:交流現象、素子の働き講義演習問題の復習と次回の予習
【11】交流回路の演習:正弦波交流回路の計算講義演習問題の復習と次回の予習
【12】交流回路の演習:共振現象、電圧・電流・電力講義演習問題の復習と次回の予習
【13】交流回路の演習:三相交流、変圧器講義演習問題の復習と次回の予習
【14】総合演習:電界・磁界、直流回路の過去問演習講義演習問題の解法理解
【15】総合演習:交流回路の過去問演習講義演習問題の解法理解
評価方法
定期試験の結果を80%、演習中の役割の実行態様を20%として評価する。
教科書
自作の資料(プリント)を配布する。
医用工学(診療放射線技師スリム・ベーシック4)副士政弘編 メディカルビュー社
参考図書
診療放射線技師国家試験対策全科 改訂11版 西谷源展 金芳堂
備考
教科書の内容に沿って演習を進めるのでチームメンバーに説明できるように準備を行うこと。オフィスアワーは月曜および火曜日の5講時とする。