徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    放射化学

科目番号30291担当教員名西村　圭弘単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
　「放射化学」は放射性同位元素をトレーサーとして医学利用する核医学の基礎であり、放射能および放射性物質の基礎的知識から放射性薬剤の臨床応用までを学び、放射線を医療に応用できる基礎的知識を正しく身につけることがねらいです。授業では、放射性同位元素の医学利用を理解するために�（�射性同位元素の物理・化学的性質の基礎を学びます。さらに、�∧�射性核種の製造法、標識合成法や分離精製法について学修します。
到達目標
（ディプロマ・ポリシーとの関連：�　Ν◆�
�｜亮院瞥�解）
1.放射能と放射線について、原子の構造と同位体、放射線とエネルギーについて説明できる。
2.原子核改変の形式、その特徴について説明できる。
3.放射性核種の原子数と放射能の時間変化の関係について説明できる。
4.放射性同位元素が係わる分析（放射分析、放射化分析、同位体希釈分析、ラジオイムノアッセイ）について、その方法と特徴について説明できる。
��態度（関心・意欲）
　放射性同位元素をトレーサーとして医学利用する分野に関心を示し、専門職として自ら意欲的に学修に取り組むことができる。放射能と放射線の基礎から放射性同位元素をトレーサーとした最新の分子イメージングまで理解するという明確な目標設定と達成計画を自ら立案し、継続して学修する集中力を保てる。
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放射性同位元素を試薬、指示薬として使い、放射能測定から非放射性の元素や化合物を分析する原理を理解し、各種物質に適合した分析法を選択できる。
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放射化学の医学への応用について、現状と将来の予測について、自ら思考し判断できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】放射化学ガイダンス、放射線は何のために学ぶのか、原子と原子核の構造について学ぶ。講義配布資料の熟読と理解
教科書�。�1〜8　教科書�■�3〜4
【2】原子質量とエネルギー、原子核の安定性について学ぶ。講義配布資料の熟読と理解
教科書�。�9〜13　教科書�■�4〜13
【3】放射性核種の改変とその形式について学ぶ。講義配布資料の熟読と理解
教科書�。�14〜19　教科書�■�13〜17
【4】ガンマ転移、自発核分裂について学ぶ。講義配布資料の熟読と理解
教科書�。�20〜21　教科書�■�17〜22
【5】放射能と放射性改変の特徴について学ぶ。講義配布資料の熟読と理解
教科書�。�22〜26　教科書�■�64〜69
【6】放射平衡について学ぶ。講義配布資料の熟読と理解
教科書�。�27〜30教科書�■�87〜96
【7】第1〜までの理解度確認。講義�　銑Δ泙任良�習
【8】天然の放射性核種と人工放射性核種の製造について学ぶ。講義配布資料の熟読と理解
教科書�。�71〜82　教科書�■�70〜86
【9】放射化学分離について学ぶ。講義配布資料の熟読と理解
教科書�。�141〜143　教科書�■�97〜112
【10】ラジオコロイド、ホットアトムについて学ぶ。講義配布資料の熟読と理解
教科書�■�113〜117
【11】標識有機化合物について学ぶ。講義配布資料の熟読と理解
教科書�。�121〜136　教科書�■�118〜124
【12】放射性同位体がかかわる分析について学ぶ。講義配布資料の熟読と理解
教科書�。�140〜141　教科書�■�125〜131
【13】放射化分析について学ぶ。講義配布資料の熟読と理解
教科書�。�141〜143　教科書�■�132〜136
【14】放射性同位体の利用について学ぶ。講義配布資料の熟読と理解
教科書�。�165〜168　教科書�■�137〜141
【15】放射性同位元素装備機器について学ぶ講義配布資料の熟読と理解
教科書�。�173　教科書�■�142〜155
評価方法
講義後に小テストを行います。その後、問題の解説をします。
小テスト、理解度確認テスト40点　定期試験60点として、合計60点以上を合格とします。
ただし、原則、各テストとも60％以上の成績を必要とします。
小テストに対し、講義の中で解説等のフィードバックを行います。
教科書
�� 新 放射化学・放射性医薬品学 改訂第4版 南江堂　本体5500+税
�� 放射線取扱の基礎 7版増補版　日本アイソトープ協会　4700+税　
参考図書
放射化学　改訂3版：日本放射線技術学会監修　オーム社
備考
学生は講義の前には着席して受講の準備をすること。欠席による減点はないが、その日の小テストの点数は0点となる。
オフィスアワー：月曜日および水曜日の午後3時〜午後5時　研究室
授業時間外学修の項について、当該期間に30時間以上の予習復習が必要です。