徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医療倫理学(Medical Ethics)

科目番号30385担当教員名立山 善康単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
<10回講義:生命倫理とケア>昨今、医療技術の急速な進歩によって、臓器移植や生殖治療といった、従来は自然にまかされてきた領域に、人工的な操作を加えることができるようになった。それにともなって、こうした医療技術を、どのようにして人間の幸福につなげていくべきかという、これまでにはなかった哲学的・倫理的問題が生じている。本講義では、そうした諸問題を、他者の成長を援助する行為としてのケア、ケアリングの観点を生かしながら考察する。
<外部講師による講義>医療従事者の立場から提供される倫理の具体的諸問題を通じて、考察を深める。また、薬害被害者の体験を直接聞くことにより、薬害を生じた背景、医療従事者としての使命について認識を深める。
到達目標
生命の尊さを認識し、人の誕生から死までの間に起こりうる種々の出来事を医療の立場から対応するための倫理的基盤を学ぶ。また、生命倫理学上の諸問題に関して、現状を学び、理解し、それを賛否の両側面から考える思考・判断力を磨き、適切に言葉で表現できる態度を養う。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】〈生命倫理とケア〉生命倫理とは何かということを理解する。A(2)1-1講義と質疑生命倫理についての本または資料を調べる。
【2】〈生命倫理とケア〉脳死は人の死かという問題を理解するA(2)1-3講義と質疑脳死について図書館、
ネットなどで調べる。
【3】〈生命倫理とケア〉臓器移植の現状について理解する。A(2)1-4講義と質疑同じく、臓器移植について調べる。
【4】〈生命倫理とケア〉臓器移植の問題点について理解する。A(2)1-4講義と質疑臓器移植の問題点を調べる。
【5】〈生命倫理とケア〉臓器移植の是非を議論する。A(2)1-4講義と質疑臓器移植についての考えをまとめる。
【6】〈生命倫理とケア〉安楽死をめぐる情勢について理解する。A(2)1-3講義と質疑安楽死について調べる。
【7】〈生命倫理とケア〉安楽死の是非を議論する。A(2)1-3講義と質疑安楽死についての考えをまとめる。
【8】〈生命倫理とケア〉生殖治療の問題について理解する。講義と質疑生殖治療について調べる。
【9】〈生命倫理とケア〉生殖治療の現状について理解する。講義と質疑生殖治療の問題点をまとめる。
【10】〈生命倫理とケア〉代理出産の是非を議論する。講義と質疑代理出産についての考えをまとめる。
【11】〈外部講師による講義〉医師の立場から提起される医療に関わる
倫理的問題点を理解し、よりよいチーム医療のための薬剤師の役
目を知る。A(2)2-2,A(4)1-5
講義と質疑レポートを作成する。
【12】〈外部講師による講義〉薬剤師の立場から提起される医療に関わ
る倫理的問題点を理解し、薬剤師として地域社会との関わりや生
涯にわたる学習の重要性を学ぶ。A(2)2-2
講義と質疑レポートを作成する。
【13】〈外部講師による講義〉薬害被害者による講演。薬害の実例を知
り、薬剤師として医薬品の利点とリスクを認識できる。A(1)3-1,A(1)3-6
講義と質疑レポートを作成する。
【14】〈外部講師による講義〉薬害被害者による講演。薬害について具体例を挙げ、その背景を概説できる。薬のリスク管理について概説できる。A(1)3-1,A(1)3-6講義と質疑レポートを作成する。
評価方法
 〈10回講義〉レポート(30%)、毎回配布する課題プリント(出席カード30%)、〈外部講師による講義〉受講態度(20%)、レポートの評価(20%)により評価する。
教科書
ヒューマニズム・薬学入門、日本薬学会編、東京化学同人、ISBN−4807914502
参考図書
医療倫理学の方法―原則・手順・ナラティヴ、宮坂道夫著、医学書院、ISBN-4260333955
医療倫理学、小川芳男著、北樹出版、ISBN-4894849700
備考
【オフィス・アワー】
立山は、火・水4:30以降、それ以外でも、講義・会議がなければ適宜。中央研究棟6階606研究室

【備考】 
 外部講師として、中村祐(香川大学・医学部)、安西英明(高松赤十字病院・薬剤部)、増山ゆかり(財団法人いしずえ)、佐藤嗣道(東京大学・医学部)の各先生を予定している。
 なお一部の講義は、徳島文理大学・香川大学・香川県立保健医療大学の三大学連携事業の一環として実施されるものである。
【DP配分】
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7
0.4 0.2 0 0 0 0.2 0.2
香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる)。