徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    免疫学(Immunology)

科目番号30427担当教員名中妻 彩単位1.5単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次3年
授業概要
免疫とは、自分を構成するもの(自己)と、微生物やがん細胞などの異物(非自己)を識別して、非自己を排除するシステムである。これにより、生体は感染症やがんなどの発症に対する抵抗性を保ち、恒常性を維持できる。免疫学では、免疫系の基本的事項を修得し、さらに、免疫系が関わる疾患や、免疫反応の臨床応用に関する基本的事項を修得する。
【受講心得】1、2年次の応用生物学、細胞生物学、生理学、生化学、分子生物学の内容を十分に理解しておくこと。感染に対する免疫や予防は、微生物学および衛生薬学1と関連づけて学習すること。
到達目標
|亮(理解):免疫系の基本的事項を修得し、説明できる。
態度(関心・意欲):日常からワクチンや抗体医薬などの新薬開発や、アレルギー、感染症、がん、移植などの医療問題に関心を持つ。
5伺(表現):免疫系の基礎知識に基づき、体の恒常性維持や免疫系が関わる疾患の理解に役立てる。
せ弭諭θ獣如免疫反応の臨床応用に関する基礎知識に基づき、健康の維持や疾患の予防・診断・治療方法を提案できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】免疫のしくみの概要(異物の侵入に対するバリアー、自然免疫と獲得免疫、体液性免疫と細胞性免疫)と、免疫に関する器官と細胞・細胞間ネットワークを説明できる。(1)[C7(1)7-3, C7(1)14-1, C8(1)1-1,2,3,4, C8(1)2-1,2,3, C8(1)3-1]講義と質疑[予習]教科書第0章、1章、3章を読む
[復習]課題プリント
【2】免疫のしくみの概要(異物の侵入に対するバリアー、自然免疫と獲得免疫、体液性免疫と細胞性免疫)と、免疫に関する器官と細胞・細胞間ネットワークを説明できる。(2)[C7(1)7-3, C7(1)14-1, C8(1)1-1,2,3,4, C8(1)2-1,2,3, C8(1)3-1]講義と質疑[予習]教科書第0章、1章、3章を読む
[復習]課題プリント
【3】抗体分子の基本構造、種類および役割と、免疫化学的測定法の原理を説明できる。[C2(6)2-2, C8(1)3-4, C8(2)2-2]講義と質疑[予習]教科書第2章の1と3、12章を読む
[復習]課題プリント
【4】補体の活性化経路と役割を説明できる。[C8(1)1-1]講義と質疑[予習]教科書第2章の2を読む
[復習]課題プリント
【5】MHC抗原の構造と機能および抗原提示での役割を説明できる。[C8(1)3-2]講義と質疑[予習]教科書第4章を読む
[復習]課題プリント
【6】T細胞とB細胞による抗原認識の多様性(遺伝子再構成)および活性化と、クローン選択説について説明できる。[C8(1)1-2, C8(1)3-3]講義と質疑[予習]教科書第5章を読む
[復習]課題プリント
【7】T細胞とB細胞の分化成熟と、免疫反応の特徴(自己と非自己の識別、特異性、多様性、クローン性、記憶、寛容)を説明できる。[C8(1)1-2, C8(1)2-1,2,3]講義と質疑[予習]教科書第6章、15章の3を読む
[復習]課題プリント
【8】免疫系に関わる主なサイトカインやケモカインを説明できる。[C7(2)4-1, C8(1)3-5]講義と質疑[予習]教科書第8章の1、2、4を読む
[復習]課題プリント
【9】アレルギーを分類し、担当細胞および反応機構を説明できる。[C8(2)1-2]講義と質疑[予習]教科書第7章を読む
[復習]課題プリント
【10】炎症の一般的症状、担当細胞および反応機構と、自己免疫疾患の分類および発症機序を説明できる。[C8(2)1-1,3]講義と質疑[予習]教科書第8章の3、9章の1を読む
[復習]課題プリント
【11】腫瘍排除に関与する免疫反応を説明できる。[C8(2)1-6]講義と質疑[予習]教科書第9章の4、15章の4を読む
[復習]課題プリント
【12】臓器移植と免疫反応の関わり(拒絶反応、免疫抑制剤など)と、免疫不全症候群の特徴と成因を説明できる。[C8(2)1-3,4]講義と質疑[予習]教科書第9章の2と3、14章の1と3を読む
[復習]課題プリント
【13】感染症と免疫応答との関わりを説明できる。[C8(2)1-5]講義と質疑[予習]教科書第10章を読む
[復習]課題プリント
【14】ワクチンの原理と種類を説明できる。[C8(2)2-1]講義と質疑[予習]教科書第11章を読む
[復習]課題プリント
【15】血清療法と抗体医薬を説明できる。[C8(2)2-3]講義と質疑[予習]教科書第2章の3、第14章の1、2、7、第15章の2を読む
[復習]課題プリント
評価方法
定期試験(90%)、課題プリント・受講態度(10%)により総合的に評価する。
教科書
薬系免疫学(改訂第2版)、植田正、前仲勝実編集、南江堂、ISBN978-4-524-40296-0
参考図書
Janeway’s 免疫生物学(原書第7版)、笹月健彦監訳、南江堂、ISBN978-4-524-25319-7
免疫学コア講義(改訂第3版)、熊ノ郷淳、阪口薫雄、竹田潔、吉田裕樹編集、南山堂、ISBN978-4-525-16753-0
免疫学イラストレイテッド(原著第7版)、高津聖志・清野宏・三宅健介監訳、南江堂、ISBN978-4-524-24719-6
備考
【オフィス・アワー】金曜日15時〜17時、それ以外にも適宜、薬学研究棟4階 生体防御学講座
【備考】3年前期の衛生薬学・免疫学実習と並行して開講するため、双方の理解を深めるためには自己学習が必要不可欠である。
【DP配分】
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7
0 1.2 0.2 0 0 0.1 0
香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる)。