徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎ゼミナールA

科目番号30455担当教員名上田 穂積単位2単位
科目群一般必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
これから日本文学科で学んでいくことになる「学問」の基礎的・基本的な考え方や態度、方法論について身理解を深め、身に付けるのがこの授業の目標である。本年度は夏目漱石の「坊つちやん」を精読する。あわせて基本的な辞書や辞典類に対する知識や使い方を勉強する。本時の他に木曜日に開講されている漢文の特別補講を必ず受講すること。
到達目標
研究とは何かを真摯に考えていく心構えを確立する。さらに正確に本文を読み解くための基本的技術を理解し、実践出来るようにする。また、辞書等の参考書を必要において使い分けが出来るようになり、さらに参考文献をきちんと精読し、その内容を整理し、研究ノートの作成が出来るようにする。これらの過程において、自らの考えを人前で報告する技術、人の話を正確に聴き、討論することができるような態度を身に付ける。最終的には原稿用紙50枚以上の学術論文を書くことが出来る文章力を養成する。以上のことが本授業における目標であり、その到達点である。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンスー「講義」と「演習」講義 
【2】「演習」の方法講義 
【3】図書館実習(1)実習夏目漱石の研究書および「坊つちやん」に関する先行論文の読み込みを行うために必要な図書館での調べ学習を行う。
【4】図書館実習(2)実習夏目漱石の研究書および「坊つちやん」に関する先行論文の読み込みを行うために必要な図書館での調べ学習を行う。
【5】図書館実習(3)実習夏目漱石の研究書および「坊つちやん」に関する先行論文の読み込みを行うために必要な図書館での調べ学習を行う。
【6】夏目漱石について(1)演習・発表夏目漱石の研究書および「坊つちやん」に関する先行論文の読み込みを行う。
【7】夏目漱石について(2)演習・発表夏目漱石の研究書および「坊つちやん」に関する先行論文の読み込みを行う。
【8】「坊つちやん」感想文の発表(1)演習・発表「坊つちやん」の感想文を400字詰縦書き用原稿用紙で5枚書く。
【9】「坊つちやん」感想文の発表(2)演習・発表「坊つちやん」の感想文を400字詰縦書き用原稿用紙で5枚書く
【10】「坊つちやん」について(1)演習・発表夏目漱石の研究書および「坊つちやん」に関する先行論文の読み込みを行う。
【11】「坊つちやん」について(2)演習・発表夏目漱石の研究書および「坊つちやん」に関する先行論文の読み込みを行う。
【12】「坊つちやん」を読む(1)演習・発表夏目漱石の研究書および「坊つちやん」に関する先行論文の読み込みを行う。
【13】「坊つちやん」を読む(2)演習・発表夏目漱石の研究書および「坊つちやん」に関する先行論文の読み込みを行う。
【14】「坊つちやん」のレポート作成(1)講義期末のレポートを書く。400字詰縦書き用原稿用紙で50枚書く準備を行う。
【15】「坊つちやん」のレポート作成(2)講義期末のレポートを書く。400字詰縦書き用原稿用紙で50枚書く準備を行う。
【16】まとめ講義期末のレポートを書く。400字詰縦書き用原稿用紙で50枚書く。
評価方法
日常的な学習態度を基礎点にして、発表の内容、さらに期末レポートによって総合的な判断を行う。いうまでもなく、漢文の特別補習授業への参加も加味される。
教科書
『坊つちやん』(新潮文庫)
参考図書
適宜、指示を行う。
備考
同じクラスになった者同士、互いの人格に尊敬を払うことが基本である。学問に対して高をくくったような態度を示す学生、遅刻や欠席を無断で行った学生に対しては、ただちに担任および当該学生の保護者に通知する。したがって、遅刻や欠席、発表の遅延等については事前または事後に事情を必ず報告すること。これを行わなかった学生は怠業として処理する。オフィスアワーは木曜日15時30分〜16時15分。