徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    材料力学I(Strength of Materials I)

科目番号30513担当教員名吉田 憲一単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
材料力学は機械構造物の強度設計の基礎となる科目である。本科目では、主に棒材の引張・圧縮、ねじりについて学ぶ。なお、本科目は、応用力学を履修した学生を対象とする。授業では、学生が原理を十分に理解できるように丁寧に説明を行う。そして、学生は基本事項について配布したプリントに記入して重要点を理解した後、各自で例題を解いて解法を会得する。授業で学んだ項目ごとに宿題が出される。学生は、ノート、プリント、教科書で学んだ内容を再度確認し宿題に取り組む。
到達目標
1.ニュートンの第2法則と違い、材料が静止している状態から出発し、作用反作用の原理を念頭に置かなければならないことを徹底し負荷がかかるという意味を体得させる。
2.材料の内部に生じる応力とひずみの概念を理解し、実用的な問題が解けることを目標とする。
3.材料の許容応力の概念を理解し、機械設計の土台になっていることを認識させる。
4.外力が作用していないときにも、内部では残留応力の形で潜在的に応力を生じていることを認識させる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション 荷重と応力・講義(復習)教科書1頁〜7頁を読み、基本事項(プリント)の補充、確認をする。
(宿題)プリントの演習問題1-3に取り組む。
【2】荷重と応力(つづき)・問題演習と解説(復習)教科書8頁〜17頁の例題を、すべて自力で解く。
(宿題)例題1.6-1.13の解答。
【3】応力とひずみ ひずみ ・講義(復習)教科書18頁〜22頁を読み、基本事項(プリント)の補充、確認をする。
(宿題)章末問題1.1-1.3を解答。
【4】応力とひずみ 応力とひずみの関係、フックの法則と弾性係数・講義(復習)教科書23頁〜41頁を読み、基本事項(プリント)の補充、確認をする。
(宿題)指定する例題の解答。
【5】応力とひずみ フックの法則と弾性係数(つづき)・問題演習と解説(復習)教科書27頁〜31頁の例題を、すべて自力で解く。
(宿題)指定する例題の解答。
【6】応力とひずみ 材料の使用範囲・講義(復習)教科書42頁〜49頁を読み、基本事項(プリント)の補充、確認をする。
(宿題)章末問題1.4-1.13の解答。
【7】これまでに学んだ内容の到達度の確認中間試験試験対策のため,教科書を振り返り,これまでの演習を再確認する.
【8】応力とひずみ 熱応力・講義(復習)教科書49頁〜58頁を読み、基本事項(プリント)の補充、確認をする。
(宿題)指定する例題の解答。
【9】応力とひずみ 熱応力(つづき)・問題演習と解説(復習)教科書49頁〜53頁の例題を、すべて自力で解く。
(宿題)指定する例題および章末問題1.14-1.15の解答。
【10】応力とひずみ 内圧を受ける円筒と球・講義(復習)教科書59頁〜65頁を読み、基本事項(プリント)の補充、確認をする。
(宿題)指定する例題および章末問題1.16-1.17の解答。
【11】ねじり 軸のねじり・講義(復習)教科書165頁〜168頁を読み、基本事項(プリント)の補充、確認をする。
(宿題)指定する例題の解答。
【12】ねじり 軸のねじり(つづき)・講義(復習)教科書168頁〜170頁を読み、基本事項(プリント)の補充、確認をする。
(宿題)指定する例題の解答。
【13】ねじり 軸の強さ・講義(復習)教科書171頁〜180頁を読み、基本事項(プリント)の補充、確認をする。
(宿題)指定する例題の解答。
【14】ねじり 軸の強さ(つづき)・講義(復習)教科書181頁〜184頁を読み、基本事項(プリント)の補充、確認をする。
(宿題)指定する例題の解答。
【15】ねじり コイルばね・講義(復習)配布プリントの説明を再読。教科書185頁〜187頁を参照。
(宿題)指定する例題、章末問題の解答。
評価方法
中間試験+期末試験(80%)、ノート+宿題(20%)
教科書
材料力学 考え方・解き方、萩原 國雄著、ISBN 978-4-501-41850-2 
参考図書
備考
オフィスアワー:金曜日16:30〜17:30