徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    文学A(Literature A)

科目番号30585担当教員名西田 誠単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
〈文学〉は、ことばの芸術であるとともに、〈コミュニケーション〉の一つの形でもある。この授業では、さまざまな文学作品の読みを通じて、ことばを学び、論理的思考力を養う。単に文学を知るというのではなく、文学を手段として、文学で、あるいは、文学から学ぶ。
到達目標
 解釈力・表現力・論理的思考力は、到達度の数値化は困難であるので、期末課題に予定している論作文を、一つの到達目標とする。(知識・理解・表現)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】 はじめに 上記の目的・目標を確認し、授業の方法、受講生の取り組み方を確認する。講義 
【2】文学との関わり 自らの読書体験をふりかえり、自らと文学との関わり、また、社会における文学の意義・役割について考えを持つ。講義芥川龍之介「羅生門」
【3】〈読む〉とは? 作者・作品・読者の関係を確認し、解釈の基本を確認する。論理的な読みが解釈の原則であることを理解する。講義去来編「去来抄」
【4】本意について。 ことばは、その文化圏で受け継がれ共有される、雰囲気・イメージ・力などを持っている。このことを理解する。講義春の俳句
【5】朱ことばの伝統 和歌・俳句の読解を通して、「春」の本意につい、それが和歌以来の日本文学の中で作られたものであることを理解する。講義春の歌・俳句
【6】ことばの共有 春の俳句の読みをグループディスカッションによって行い、ことばが共有されていることを実感として理解する。講義春の俳句
【7】「新しみ」について 「新しみ」の追求は、既存の美意識、伝統を乗り越えることでもある。このことを近世俳諧史から確認する。講義芭蕉「古池や」
【8】連句 「コミュニケーション」としての文学。これを理解するために、芭蕉たちの作品を例に、連句の作法・式目を理解する。講義芭蕉連句
【9】「新しみ」の追求 「新しみ」はどのように、また、どのような人々によって実現されたか。元禄期の俳諧史から「新しみ」を見る。講義芭蕉七部集
【10】「座の文学」の実践 ー尊櫃墨句を詠むことによって、ことばの役割・ことばの面白さを確認し、読解・表現についての認識を深める。講義 
【11】「座の文学」の実践◆ー尊遒靴榛酩覆鬚發箸法◆嵜靴靴漾廚猟謬瓩鮗詑慮海掘読解・表現についての認識を、更に深める。講義 
【12】戦争文学 文学は作者からのメッセージでもある。これまでとは向きを変え、戦争文学から、文学の社会での意義・役割について考える。講義 
【13】さまざまな文学 SF・ミステリー・ハードボイルド、また、流行歌。その多様性こそが文学の最大の特質である。ディスカッションにより読書への興味関心を高める。講義 
【14】世界の中の日本 日本文化・日本語・日本文学は、世界から見ればどのように見えるのか? 日本文化・日本語への興味関心を高める。講義ドナルド・キーンの論評
【15】期末課題。期末課題は、書評を予定している。書籍の選び方、論作文に示すべきこと。このことを確認し、期末課題の準備をする。講義 
評価方法
各時間の課題(10%〜30%)と期末課題(70%〜90%)により評価する。
教科書
教科書は用いない。授業は配布資料によって行う。
参考図書
参考図書については、講義中に適宜指示する。
備考
【受講心得】
 上記の目的を踏まえて、授業は講義形式であるが、ディスカッション・発表の場を適宜設けていく。〈ことば・思考のトレーニング〉として取り組むように。授業時の課題を次回授業にフィードバックしながら授業を展開する。
【備考】
「授業時間外学習」に予定している教材(文学作品)をあげた。
【オフィス・アワー】
 授業時間前後、文学部事務室
【DP配分】
DP1 DP2 DP3 DP4 DP5 DP6 DP7
1.0 0 0 0 0 1.0 0
香川薬学部の7つのディプロマポリシー(DP)への寄与の度合いに基づき、当該科目の単位数を按分(DP1〜7の合計が担当科目の単位数となる)。