徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    ゲノム生物科学(Genomic biology and chemistry)

科目番号40061担当教員名宮澤 宏単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1・2年
授業概要
生体反応・生命現象の分子レベルでの理解をめざす分子生物学は、遺伝子組換え技術の発展に伴い、現代科学の大きな潮流となっている。本授業では、遺伝子の本体である DNAの構造、複製・転写・翻訳、遺伝子発現の調節機構、突然変異と修復、遺伝子の組換えなどに関する最新の知見を学ぶ。また、最先端のトピックスや別の切り口になる有機化学的手法を用いたゲノム機能の解析について、演習をまじえながら理解を深め、ゲノム情報を利用した有効かつ副作用の少ない創薬研究に向けての分子生物学について理解を深める。
到達目標
基礎薬学分野において、核酸や蛋白質に関する最先端の生物学および化学を詳細に学ぶと共に、その研究成果を挙げ,将来国際的な研究活動が期待できる指導的な人材の育成を目指す。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ゲノム生物学総論:ゲノム生物学に関する大きな潮流集中講義とスモールグループディスカッション最新の学術論文(英語)
【2】DNA複製(1):DNA複製に関する最新の生物学的知見集中講義とスモールグループディスカッション最新の学術論文(英語)
【3】DNA複製(2):DNA複製に関する最新の生物学的知見集中講義とスモールグループディスカッション最新の学術論文(英語)
【4】転写(1):転写に関する最新の生物学的知見集中講義とスモールグループディスカッション最新の学術論文(英語)
【5】転写(2):転写およびRNAに関する最新の生物学的知見集中講義とスモールグループディスカッション最新の学術論文(英語)
【6】翻訳・遺伝子発現(1):翻訳および蛋白質、遺伝子発現の調節に関する最新の生物学的知見集中講義とスモールグループディスカッション最新の学術論文(英語)
【7】翻訳・遺伝子発現(2):翻訳および蛋白質、遺伝子発現の調節に関する最新の生物学的知見集中講義とスモールグループディスカッション最新の学術論文(英語)
【8】遺伝子工学・ゲノム創薬(1):遺伝子工学・ゲノム創薬に関する最新の生物学的知見集中講義とスモールグループディスカッション最新の学術論文(英語)
【9】遺伝子工学・ゲノム創薬(2):遺伝子工学・ゲノム創薬に関する最新の生物学的知見集中講義とスモールグループディスカッション最新の学術論文(英語)
【10】核酸構造・核酸相互作用物質(1):DNAやRNA構造および核酸に相互作用する分子機構に関する最新の化学的知見集中講義とスモールグループディスカッション最新の学術論文(英語)
【11】核酸構造・核酸相互作用物質(2):DNAやRNA構造および核酸に相互作用する分子機構に関する最新の化学的知見集中講義とスモールグループディスカッション最新の学術論文(英語)
【12】核酸損傷(1):DNA損傷および生成反応に関する最新の化学的知見集中講義とスモールグループディスカッション最新の学術論文(英語)
【13】核酸損傷(2):DNA損傷および生成反応に関する最新の化学的知見集中講義とスモールグループディスカッション最新の学術論文(英語)
【14】修復(1):生体内修復反応に関する最新の知見集中講義とスモールグループディスカッション最新の学術論文(英語)
【15】修復(2):生体内修復反応に関する最新の知見集中講義とスモールグループディスカッション最新の学術論文(英語)
評価方法
報告レポートと討論(100%)
教科書
最新の学術論文(英語)をピックアップし、講義の1週間前に配付する。
参考図書
備考
履修にあたっては、生物学と有機化学に関する両方の基礎知識が前提条件となるので、履修前に必ず相談すること。1−9回は宮澤、10−15回は喜納が担当する。