徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    慢性期看護学実習

科目番号40496担当教員名上田 伊佐子単位4単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期集中対象年次3年
授業概要
慢性・長期的な健康問題を持つ患者およびその家族が,病いと共に生きることの認識と対処法を習得し,自らの生活を調整,再構築できるための看護実践に向けての基礎的能力を養う。また,看護専門職としての基礎的態度および倫理観を形成する。
到達目標
1.思考・判断:慢性・長期的な健康問題を持つ患者およびその家族が,病いと共に生きるために生活を調整,再構築できるよう,その看護を立案し,実施・評価できる。
2.技能(表現):患者および家族のセルフケア・セルフマネジメントへの適切な看護支援ができる。
3.知識(理解):慢性疾患の病態,検査,治療について理解できる。
4.態度(関心・意欲):実習を通して患者・家族の尊厳を重んじる態度,医療チームの一員としての誠実で謙虚な態度,自己研鑽しつづけるための基礎的態度を身につけることができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】実習内容は「臨地実習要項−慢性期看護学実習」に基づき実習を展開する。終日臨地実習期限内に作成し実習に活用できる事前学習およびノートづくりを行う
【2】慢性・長期的な健康問題を持つ成人期の患者を受け持ち,看護過程を展開する。患者選定にあたっては,病棟指導者および担当教員と話し合いのうえ実習開始週末に決定する。実習期間中に患者が退院した場合には,相談の上で2人目の患者を受け持つ。終日臨地実習日々の看護展開を実習記録に記入する
【3】各実習病棟において、1〜2名の慢性期にある対象者を受け持ち、看護過程の展開を行う。終日臨地実習日々の実践を通して、看護の振り返りや創意工夫を考える
【4】カンファレンスを主体的に運営する。情報をグループで共有し、看護展開に生かす努力をする。終日臨地実習日々自己学修
【5】*実習開始前のガイダンスからまとめまでは、実習の一環であるため全日出席は必修である。終日臨地実習日々自己学修
【6】*実習開始前のガイダンスは、「臨地実習要項−慢性期看護学実習」を用いて、別途指示された日時で行う。実習内容、具体的な詳細については、ガイダンス時に説明をする。終日臨地実習実習に必要な事前学修は別途提示する
評価方法
慢性期看護学実習評価表:看護の立案、実施・評価(44%)、セルフケア・セルフマネジメントへの支援(24%)、慢性疾病および検査・治療への支援(16%)、態度,自己研鑽(16%)に基づき、実習内容、実習記録、課題レポート、実習における平常点及び事前課題の到達状況などから総合的に評価する。
教科書
既習の関連科目で使用したテキストを使用する。
参考図書
実習開始前・ガイダンス時及び必要時、適宜提示する。
備考
2年次の「慢性期看護援助論」と連動するものであり、学習内容・事前課題学習を学修し修得できていることが前提となる。全日出席を原則としているため、各自で十分な健康管理をして実習に臨むこと。
上田伊佐子、舟井貴久子:120時間担当
オフィスアワー:実習期間中随時行ないます。 iueta@tks.bunri-u.ac.jp