徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    高齢者看護学実習

科目番号40505担当教員名尹 玉鍾単位4単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次3年
授業概要
高齢者によく現れる疾患と急性期の看護を理解するために
大学病院で2週間を実習する。また生活の障害および健康レベルに応じた慢性期・維持期の老年看護については高齢者施設にて2週間の実習を行い、老年看護能力を養う。
到達目標
(急性期の高齢者看護)
1.老年期にある人の特徴を身体的・心理的・社会的側面から理解できる(知識・思考)
2.老年期にある高齢者を対象に看護過程の展開ができる(知識・技能)
3.高齢者の尊厳を尊重できる(態度)
<施設実習(回復期・維持期高齢者>
1.入所施設・通所施設の概要と法的根拠、機能、利用者の特徴が理解できる(知識・思考)
2.入所施設で慢性期疾患を持つ高齢者の生活機能のアセスメントができる(技能・判断)
3.入所施設・通所施設で生活している高齢者と人間関係を築き、高齢者の個別性、多様性を尊重した援助の必要性と
  方法を再確認することができる(技能・判断)
4.施設における多職種の役割と職種間の協働・連携の重要性を認識することができる(態度)
5.自己の老年観・人生観・看護観を確認することができる(思考)
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】病棟実習 病棟オリエンテーション徳島大学病院において,疾患をもつ高齢者1名を2週間連続して受け持ち,看護過程を展開する老年看護のための看護技術到達項目の演習
【2】病棟実習 日々の看護計画立案と実施・受け持ち患者の把握看護過程を展開する老年看護のための看護技術到達項目の演習
【3】病棟実習 日々の看護計画立案と実施・受け持ち患者の把握看護過程を展開する老年看護のための看護技術到達項目の演習
【4】病棟実習 日々の看護計画立案と実施・受け持ち患者の把握看護過程を展開する老年看護のための看護技術到達項目の演習
【5】学内実習 
受け持ち患者の関連図作成・中長期の看護計画立案など看護過程の記録を通し、病態生理の確認についてグループワークをおこなう
看護過程展開に対するアドバイス・点検老年看護のための看護技術到達項目の演習
【6】病棟実習 看護計画の実施と評価・修正看護過程を展開する老年看護のための看護技術到達項目の演習
【7】病棟実習 看護計画の実施と評価・修正に看護過程を展開する老年看護のための看護技術到達項目の演習
【8】病棟実習 中間カンファレンス(患者の全体像と看護計画の実施について)   看護過程を展開する老年看護のための看護技術到達項目の演習
【9】病棟実習 病棟実習 看護計画の実施と評価・修正看護過程を展開する老年看護のための看護技術到達項目の演習
【10】学内実習 
看護過程の記録を通し、看護計画・老年看護援助法についてグループワークをおこなう
病院実習及び施設実習の共同のグループワーク及び発表記録提出、老年看護のための看護技術到達項目の演習
【11】博愛記念病院・施設オリエンネーション
受け持ち患者の同意
午前中;高齢者看護援助論(グループワーク)
    
老年看護のための看護技術到達項目の演習
【12】博愛記念病院実習(老健施設・地域包括病棟・回復期病棟・障害者病棟・療養病棟)受け持ち患者を持ち,生活機能アセスメントを行なう老年看護のための看護技術到達項目の演習
【13】博愛記念病院実習(老健施設・地域包括病棟・回復期病棟・障害者病棟・療養病棟)受け持ち患者を持ち,生活機能アセスメントを行なう老年看護のための看護技術到達項目の演習
【14】博愛記念病院実習(老健施設・地域包括病棟・回復期病棟・障害者病棟・療養病棟)受け持ち患者を持ち,生活機能アセスメントを行なう老年看護のための看護技術到達項目の演習
【15】学内実習
高齢者体験服を着て、車いすの移動、日常生活を実際に行い、援助を受ける側、する側の体験をし、グループワークする
高齢者体験・グループワーク老年看護のための看護技術到達項目の演習
【16】午前;学内実習,
午後;博愛記念病院実習(老健施設・地域包括病棟・回復期病棟・障害者病棟・療養病棟)
午前中;認知症の視聴覚教育とグループワーク老年看護のための看護技術到達項目の演習
【17】施設見学実習
 ディケア・サービスセンター、グループホーム、特養にて各自グループで企画した健康増進プログラムを披露する
施設の見学、健康維持のためのプログラム企画・実施老年看護のための看護技術到達項目の演習
【18】博愛記念病院実習(老健施設・地域包括病棟・回復期病棟・障害者病棟・療養病棟)受け持ち患者を持ち,生活機能アセスメントを行なう老年看護のための看護技術到達項目の演習
【19】博愛記念病院実習(老健施設・地域包括病棟・回復期病棟・障害者病棟・療養病棟)受け持ち患者を持ち,生活機能アセスメントを行なう老年看護のための看護技術到達項目の演習
【20】学内実習
急性期、維持期の実習先の特徴を分かちあい、またリフレクションをおこない、老年看護実習にて得られた知識・技術・態度に対してまとめる
高齢者看護学のテスト・グループワーク
病院実習及び施設実習の共同のグループワーク及び発表、記録提出
老年看護のための看護技術到達項目の演習
評価方法
高齢者の急性期看護、回復期・維持期の看護展開による評価表に基づき評価する
急性期の病院実習50%、施設実習50%
教科書
既習の関連科目で使用したテキストを用いる。
参考図書
高齢者のための生活機能アセスメント医学歯出版社、2015
症状別看護過程、照林社、2015。症状別観察ポイントとケア、照林社、2017。看護診断・計画ガイド、照林社、2016
国民衛生の動向、高齢者白書、
老年看護過程、山田律子ら、医学書院。老年看護技術、亀井智子、医学書院。
高齢者の健康と障害1 メディカ出版。高齢者看護の実践2 メディカ出版。
備考
自分の健康な老年期のために、また高齢者の潜在能力を引き出すための看護を学びましょう
オフィスアワー:随時
尹 玉鍾、上田久美、井元啓子:各120時間担当