徳島文理大学シラバスシステム

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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】小児ケア論

科目番号	40507	担当教員名	古川　薫	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	2年

授業概要
子どもとその家族を取り巻く社会における課題や保健施策の概況を理解することと発達途上にある、子どもの特徴を踏まえた関わり方について学ぶ。
到達目標
①知識：子どもの成長・発達の特徴を知る。年齢や成長・発達に応じた援助の方法を知る。現代の子どもと家族を取り巻く問題や保健・福祉政策を知る。 ②態度：欠席しない。グループメンバーの自覚を持ち役割を果たすとともに、グループワークにおいて積極的に意見を出す。 ③技能：グループで話あった内容をルーブリック評価表にそって、あるいはロールプレイで成果を発表できる。 ④思考・判断：小児の特徴を踏まえたプレパレーションの企画案をグループで作成できる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション（シラバス・課題・成績評価について） G編成、自己紹介　役割決め「子どものイメージ」書き	講義 Gワーク発表　 2コマ続きの授業
【2】	\\\\\\\"子どもの成長・発達の特徴　と関わり次回テスト１あり〈教科書ｐ68～116〉を読んでおく。 *次回の課題用プリント①配布\\\\\\\"	DVD視聴講義　 1回目に続けておこなう。	予習：教科書ｐ30～52熟読してくる。
【3】	子どもと家族を取り巻く社会（保健・福祉政策）子どもの虐待防止（次回　課題の提示）	テスト１講義　PPT 都度、質疑応答を重視	小児をめぐる法律と政策（教科書①ｐ168～197、492～504）を読んで課題プリント①をしてくる。 *課題のプリント提出①
【4】	現代の子どもが抱える課題（特に学童や思春期・青年期における栄養・食事面、学校生活・活動面での問題）に対する対応を考える（次回　応急処置の課題提示）	GW、グループごとにまとめ　発表	現代の子どもが抱える問題の現状と課題、どうすれば良いかについて調べ、まとめてくる。提出物② それを元にGWを行う。
【5】	子どもの応急手当〈①痙攣②熱傷③骨折（下腿）（上腕）④鼻出血⑤熱中症⑥切り傷（指）⑦擦り傷（膝）⑧ハチ刺され⑨異物誤飲（洗剤・タバコ）〉（次回　プレパレーションとは？の下調べをしてくる）	GW 発表講義	割り当てられた傷病についてどういう時によく起こるか、その応急手当のポイントについて調べてくる。文献を明示すること。提出物③
【6】	医療を受ける子どもの権利インフォームドアセントとプレパレーション 3歳児へのプレパレーションの企画案作成（血圧測定、手洗い・うがい、採血）	テスト２講義・DVD視聴 Gワーク	例）血圧の意味、なんのためにはかるか、いつ、どうやってはかるか、痛いか、終わったら？ディストラクション　等を考えて企画するので下調べしてくる。紙芝居、飛び出す絵本など工夫を凝らせるように。
【7】	企画したプレパレーションの完成とロールプレイに際しての打ち合わせロールプレイ（発表）（次回　応急処置項目提示）	Gワーク発表	3歳児への「血圧測定・手洗い・うがい、採血」の説明教材を作ってくる。提出④（グループ課題）
【8】	まとめと今までの復習	講義

評価方法
定期試験40点　、テスト１・２で20点、提出物①～④で30点、グループワークや発表への参加度10点。合計100点中60点以上が必要。提出物を他人に預けて提出することは、基本認めない。また、提出期限は授業終了後に限る。事情のある場合は申し出る。
教科書
小児看護学概論・小児臨床看護総論　奈良間美保編集　医学書院　（小児看護学概論（夛田羅教授）の授業で使用するものを教科書とします。）
参考図書
・子どもの保健　　渡辺　博編著　中山出版・病気の子どもへのプレパレーション　及川郁子・田代弘子編集　　中央法規・小児看護ケアモデル実践集　　松森直美・蝦名美智子編集　　へるす出版・赤ちゃんと子どもの応急処置マニュアル　　横田裕行、荒木尚著　南江堂

備考

グループワークに積極的に参加してください。課題①②③④の提出は、当該授業日の授業終了直後に回収する。評価の対象物であることを認識し、欠席時、他人に預けて提出しない。やむおえない事情で欠席する場合は、欠席届けを持参の上、直接教員へ提出すること。また、指示ある場合を除き、勝手にポストの中に放置しない。

オフィスアワー　水曜日15：30～17：00　研究室（3号館8Ｆ）