徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    家庭看護学

科目番号40795担当教員名古川 明美単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
家庭生活の中で、家族の健康を守り、健康を増進し、また健康の破綻である病気に 対処していくことは必須であり、そのために必要な知識を持つことを要求されている。 ことに、これからは病気に対処するばかりでなく、積極的に健康を増進する方向に すすめなければならない。そのために必要な知識や技術を学び理解することができる。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】健康と看護 これまでの健康に対する考え方を理解し、健康と健康障害、健康問 題について理解し、健康を守る仕組みを学ぶ。  
【2】家族構成員の健康の保持増進 家族の健康と家庭看護の対象を理解し、ライフサ イクルからみた健康問題を考える。 (出生前期・小児期の保健について)  
【3】家族構成員の健康の保持増進 (成人期・老年期の身体的特徴や精神的特徴・病気 と対策・健康管理など))  
【4】基本看護の知識と技術について学ぶ (計測・測定とその評価の仕方、バイタルサ インとバイタルチェック・生活環境の調整、 身体の清潔)  
【5】基本看護の知識と技術について学ぶ (食事、排泄、姿勢・安楽・運動)  
【6】基本看護の知識と技術について学ぶ (投薬、罨法、包帯法、感染予防)  
【7】基本看護に基礎演習  
【8】  
【9】疾病とその見分け方 身体に何らかの障害が起こると、健康なときには意識され なかった“異常な状態”に 気づき、不快や苦痛を感じるようになる。これを症状 と言う。日常多い病気やその症 状などに対する知識や、病気について理解する。 (発熱、発疹、喀痰(痰)・咳、呼吸困難、胸痛、動悸、吐き気・嘔吐)  
【10】疾病とその見分け方 (喀血と吐血、腹痛、下痢と便秘、浮腫、頭痛、痙攣、意 識障害)  
【11】主要な疾病の概要 小児から老人にいたるまでの疾患のうち、主要なものの概 要について学ぶ。 (新生児の疾患、先天性の疾患・心身障害の原因疾患、感染性 疾患など)  
【12】(呼吸器・循環器・消化器・泌尿器疾患など)  
【13】(アレルギー、膠原病・リウマチ性疾患、産婦人科疾患、精神疾患、悪性新生物)  
【14】家庭における疾病の看護の仕方を学ぶ。 (年齢別にみた看護・疫病の心理的側面 について考える)  
【15】対症看護 (創傷、発熱、食欲不振・吐き気・嘔吐、排尿困難、痛みのある患者の 看護など)  
評価方法
試験とレポートで評価する。
教科書
新家庭看護学 同文書院
参考図書
スキルアップのための在宅看護マニュアル 学研
備考
講義の進度によって若干の変更はある。