徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    児童教育学演習

科目番号42759担当教員名武田 紘一単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
(授業目的・方針 等)
人間とはいかなる存在であるかを一義的には定義し難いのと同様に、子どもとは何かについてもこれを定義づけることは容易な問題ではない。そこで、本演習では子ども理解の観点から、歴史的に子どもがどのように捉えられてきたかについて、アリエスとポロクの著書を参考にして、児童観の変遷をたどりつつ、その本質を究明していく。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】子どもの諸時期と子どもの発見(アリエス)  
【2】遊びの歴史  
【3】中世における幼い子ども  
【4】子どもたちの年齢  
【5】家族の肖像  
【6】家族の中の子ども  
【7】アリエスの学説(ポロク)  
【8】諸学説の再検討  
【9】親子関係の推移  
【10】子ども期という概念  
【11】乳幼児期と児童期  
【12】個人発表…アリエスの内容(質疑、討論)  
【13】個人発表…ポロクの内容(1…質疑、討論)  
【14】個人発表…ポロクの内容(2…質疑、討論)  
【15】全体討論…児童観の確立をめざして  
評価方法
レポ-ト、試問、出席状況、研究的態度
教科書
参考図書
アリエス著、杉山光信、杉山恵美子共訳『子供の誕生』みすず書房、 ポロク著、中地克子訳『忘れられた子どもたち』勁草書房
備考
必要に応じて資料配付