徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    人格障害論

科目番号44404担当教員名島 治伸単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次3年・編入3年
授業概要
 人には「性格」や「人格」と呼ばれる「他者から区別される精神的な個性」がある。これらの形成には広義の遺伝的な要因と環境からの要因があるが、その形成過程・発達過程においてさまざまな障害が生じることがある。その結果として、個人と個人・個人と社会との関係において、様々な問題や不可思議な事件を生み出すことも多い。
 本講では、人格障害(パーソナリティ障害)の視点から個の関係性や社会を捉えることと、社会や社会構造の視点から人格障害(パーソナリティ障害)を捉えられることを目標とする。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンス  
【2】人格とは何か  
【3】人格の構造と理論  
【4】人格の発達と障害の要因  
【5】行動や心の動きの正常と異常(精神障害と人格障害)  
【6】パーソナリティ障害(シゾイドパーソナリティ障害、失調型パーソナリティ障害、妄想性パーソナリティ障害)  
【7】パーソナリティ障害(境界性パーソナリティ障害)  
【8】パーソナリティ障害(自己愛性パーソナリティ障害、演技性パーソナリティ障害)  
【9】パーソナリティ障害(反社会性パーソナリティ障害)  
【10】パーソナリティ障害(回避性パーソナリティ障害、依存性パーソナリティ障害、強迫性パーソナリティ障害)  
【11】パーソナリティ障害への対応  
【12】パーソナリティ障害と広汎性発達障害  
【13】憑依現象(憑きもの)、解離性同一性障害  
【14】依存と家族病理  
【15】パーソナリティ障害と社会的不適応  
評価方法
レポート4回
教科書
その都度配布及び指示
参考図書
適宜指示
備考