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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 44504 | 担当教員名 | 稲川 正浩 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1･2年 |
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| 授業概要 |
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| (授業目的・方針 等) 条例を含む意味での行政法規の立法過程は、当該政策課題に対応すべき行政過程と密接に関連して一つの政治過程を形成することになる。本講では、現実・具体の立法プロセスを踏まえながら、ある政策課題に立法という手法で対処するに当たって、議会、行政機構、地域社会、住民等との間で展開される意思決定のダイナミズムを考察し、立法過程のあるべき姿を考究する。 |
| 到達目標 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 立法過程前段階 �＼�策課題提起の契機 �∪�策の策定 | ||
| 【2】 | 法的検討段階 �［�法事実(合憲性)、法システムとしての整合性の検討 | ||
| 【3】 | 〃 �⇔�法政策としての合理性、合目的性の検討 ※判例、学説、外国立法例、他自治体条例等の渉猟、検討 | ||
| 【4】 | 政策決定段階 骨子(要綱)化、審議会等への諮問 | ||
| 【5】 | 条文化段階 立法技術論(現行立法技術の検討と批判を含む) | ||
| 【6】 | 立法手続準備段階 �”�内調整、��関係機関(含政党)との調整 | ||
| 【7】 | 立法環境 ―世論の動向(関係有識者、関係諸団体、マスコミ、地域住民) | ||
| 【8】 | 立法手続段階 ―議会審議(委員会、公聴会、本会議) | ||
| 【9】 | 「市民立法」の動向 | ||
| 評価方法 |
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| 平常の参加態度と期末のレポートの双方 |
| 教科書 |
| 特に指定しない。適宜テーマに即した教材(プリント)を配布する。 |
| 参考図書 |
| 岩井奉信『立法過程』(東京大学出版会)、石村健『議員立法』(信山社)、阿部泰隆『行政の法システム(上)、(下)』(有斐閣)、同『政策法学講座』(第一法規)。その他有益な文献が多いが、多量なので適宜紹介する。 |
| 備考 |
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| 本課題の内容は広範であり、扱い方によっては、本研究科の多くの科目の内容と重複することにもなりかねないし、また、狭義の立法段階にしても、議員立法か内閣提出か、いわゆる与野党対決法案か否か等の状況により様相は多様であり、一律には論じ得ない。そこで、授業は平板・散漫にならないよう論点を絞って考察することとし、具体的な立法課程事例のケース研究も考えたい。 |