徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医薬品製造学1

科目番号44666担当教員名今川 洋単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
医薬品を含む目的化合物への化学変換を学ぶ基礎として,アルコール類、エーテル類,フェノール類,
アルデヒド、ケトン及びカルボン酸とその誘導体の基本的な性質および反応性を理解し,それら官能基の導入法および変換法を習得する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】アルコール、エーテル、フェノールの命名法  
【2】アルコール、エーテル、フェノール、の性質:酸性度  
【3】アルコール、フェノールの合成法と反応:ヒドロホウ素化、酸化による合成、エーテルの合成法と開裂反応  
【4】環状エーテル:エポキシドの合成法および開環反応とその立体選択性  
【5】アルデヒドとケトンの命名法と性質、アルデヒドとケトンの合成法  
【6】アルデヒドとケトンの反応1:求核付加反応、アセタールとイミン  
【7】アルデヒドとケトンの反応2:Grignard試薬の求核付加反応、Wittig反応によるアルケン,アルキンへの変換  
【8】共役求核付加反応(1,2付加と1,4付加反応)  
【9】カルボン酸と誘導体の命名とカルボン酸の基本的な性質、酸性度の大小の判断  
【10】カルボン酸の合成法  
【11】求核アシル置換反応と脱離基、エステルの性質と合成法1:脱水縮合  
【12】エステルの合成法2:バイヤービリガー酸化、ジアゾメタンを用いた合成ほか、エステルの反応:加水分解(酸と塩基による)と還元  
【13】アミドの性質と反応、アミドの合成法1(カルボン酸ハロゲン化物、無水物を用いた合成、DCCを用いた合成)  
【14】アミドの合成法2(ベックマン転位反応、ホフマン転位反応)、カルボン酸ハロゲン化物、無水物の性質と合成法、ニトリルの性質と反応及び合成法  
【15】演習  
評価方法
試験
教科書
MacMurry著、伊東、児玉訳「マクマリー有機化学概説 第五版」(東京化学同人)
参考図書
MacMurry著、伊東、児玉ほか訳「マクマリー有機化学 上、中、下」東京化学同人);Stuart Warren 他著, 野依,奥山,柴崎,檜山監訳「ウォーレン有機化学 上 」(東京化学同人
備考