徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生体分子構造学

科目番号44727担当教員名野路 征昭単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
生体分子の立体構造と相互作用/コアカリキュラムC3 (2):生体分子の機能および医薬品の働きを立体的,動的にとらえるために,タンパク質,核酸および脂質などの立体構造やそれらの相互作用に関する基本的知識を修得する.
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】アミノ酸・タンパク質1:アミノ酸の構造(基本構造,立体構造,通常アミノ酸の構造)  
【2】アミノ酸・タンパク質2:アミノ酸の分類(酸性,中性,塩基性,芳香族,分岐鎖,必須アミノ酸)  
【3】アミノ酸・タンパク質3:等電点と電気泳動の原理,アミノ酸分析(ニンヒドリン反応),配列の決定(Edman分解)  
【4】アミノ酸・タンパク質4:ペプチドの基本構造,化学的性質  
【5】アミノ酸・タンパク質5:タンパク質の高次構造(一次,二次,三次,四次構造,水素結合,疎水生相互作用,イオン結合,ジスルフィド結合など)  
【6】アミノ酸・タンパク質6:タンパク質の自由度および相互作用(二面角とラマチャンプロット,静電相互作用,分散相互作用,ファン・デル・ワールス相互作用,水素結合,疎水生相互作用)  
【7】アミノ酸・タンパク質7:タンパク質の折たたみ(フォールディングと分子シャペロン),鍵と鍵穴相互作用,誘導適合モデル  
【8】アミノ酸・タンパク質8:タンパク質の機能(酵素,受容体,チャネル,免疫グロブリン,ヘモグロビン)  
【9】アミノ酸・タンパク質9:糖タンパク質の構造,機能(抗原決定基)  
【10】核酸1:核酸の基本構造  
【11】核酸2:ヌクレオチドのコンホメーション(環パッカリング)  
【12】核酸3:核酸鎖の二次構造(二重らせん,Watson-Crickの塩基対,スタッキング)  
【13】核酸4:DNAの複製,RNAの転写と翻訳  
【14】核酸5:転写・翻訳にかかわる分子相互作用  
【15】核酸6:配列の決定(PCR法)  
評価方法
定期試験・中間試験
教科書
講義用プリントを配付します.
参考図書
マクマリー概説,マクマリー生物有機化学 II. 生化学編,ヴォート生化学上・下,レーニンジャー生化学上・下
備考
江角担当範囲:講義開始から30分で個人個人に手渡しで出席カードを配付し,出欠を確認します.分子構造生物学専用のノートを用意すること.色鉛筆または色ペン12色以上を持参すること.近日中に講義用ホームページを起ち上げ予定です.