| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 |
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| 【1】 | １：細胞内情報伝達に重要な働きをするカルシウムについて学ぶ。カルシウムは栄養学的に重要な無機塩類の一つであるが、骨形成以外に情報伝達物質として生命維持に本質的な役割をもつことを理解する。 | | |
| 【2】 | ２：カルシウムの吸収・排泄と細胞内貯蔵や放出機構について説明する。細胞のエンドサイトシスあるいはエクソサイトーシスに果たすカルシウムの役割を理解する。 | | |
| 【3】 | ３：神経系について概説する。中枢神経系、末梢神経系、自律神経系の成り立ちについて理解する。脳神経、自律神経について、その作用を概説する。 | | |
| 【4】 | ４：感覚器とその情報伝達機構について説明する。特に視覚などと並んで、内部感覚が恒常性維持に極めて重要な機能を担うことを理解する。内部感覚に対する感覚受容器の存在を説明する。 | | |
| 【5】 | ５：筋肉の構造と機能について骨格筋を中心に説明する。筋収縮のエネルギーがどのようにして供給されるかについて理解する。 | | |
| 【6】 | ６：血液について液体成分と細胞成分の成り立ちとそれぞれの機能について理解する。このなかで免疫については前期に開講する微生物学の中で説明する。 | | |
| 【7】 | ７：体液と無機塩類の恒常性維持にかかわる機能を説明する。このなかで、生体成分としては最大量を占める水の特徴について述べる。また体液の恒常性が破綻することにより生命に危機が及ぶことについて理解する。 | | |
| 【8】 | ８：呼吸に関して、肺の構造とともに説明する。外呼吸と内呼吸により酸素及び二酸化炭素が運搬される動力学を学ぶ。呼吸中枢とその調節機構について理解する。 | | |
| 【9】 | ９：循環と心臓の働きに関して、心臓の構造と刺激伝導系を中心に説明する。心臓の拍動が特殊心筋の興奮により引き起こされることを理解する。このことと心電図とのあいだの相互関係を理解する。 | | |
| 【10】 | １０：食物の吸収と消化に関して、消化器ごとに分泌される消化酵素とその作用機序を中心にして説明する。さらに消化の最終過程と考えられる膜消化について理解する。 | | |
| 【11】 | １１：肝臓の機能について説明する。肝臓は腸管からの栄養素の大部分が集まる臓器であると共に、解毒機能をもつなど生体の物質代謝に重要な機能を持っていることを説明する。 | | |
| 【12】 | １２：腎臓の構造と機能について説明する。特にネフロンの構造とそれぞれの部分がどのような機能を担うかについて理解する。腎機能を評価する指標としてクリアランス等について理解する。 | | |
| 【13】 | １３：ホルモン作用について説明する。特に化学構造に基づくホルモンの分類、産生臓器別、標的臓器別の作用について説明する。また過剰産生または不足により発生する疾患について説明する。 | | |
| 【14】 | １４：個体の恒常性を維持する観点から種々の生体システムが緊密に連携をとって機能を果たすことを総合的に復習する。 | | |
| 【15】 | １５：まとめ | | |
