徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    専門ゼミナール

科目番号44829担当教員名濱口 恵単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
 (授業目的・方針 等)
この教科では、図画工作科の指導に必要な表現力の基礎として、デッサンを学ぶ。 表現力をつけるために,楽しく意欲的に取り組む。4年時の卒業研究にまとめられるように、学習を工夫する。指導にも配慮する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】 「デッサン」について、狙い,材料と用具,表現の方法を鑑賞から理解を深める。  
【2】 狙いを実現させるため 「線」「面」「明暗」などの基礎表現と「材料」「用具」の使い方を工夫する。石膏の「角柱」を描く。  
【3】 目標としての「構図」「比例」 「明暗」「質感」「調和」「バランス」などに重点を置いて描く。工夫と理解による表現を心がける。  
【4】 石膏基本形の「円筒形」を曲線を用いて描く。光と明暗の関係を捉える。明暗の調和に重点を置いて描く。  
【5】 前時にひきつづき石膏モデル「円筒形」を描く。構図や表現の手順について学ぶ。エンピツの線を面として表し,立体的に描く。  
【6】 新しく「自分の手」を描く。手の「構造」「バランス」に重点を置く。形態をよく見て理解を深める。  
【7】「自分の手」の表現では,明暗の調子に重点を置き,質感や立体感を表す。  
【8】 前時にひきつづき、描き込み、「空間との調和」に重点を置き、まとめる。  
【9】 描いた作品「角柱」、「円筒」、「自分の手」を鑑賞する。 工夫して,集中して描けたかどうか。   
【10】 モデル石膏頭像「アグリッパ」の構図を練り、全体の形を大まかに描く。  
【11】 ひきつづき、明暗と立体感を調和させ、画面に充実感を表現する。  
【12】 ひきつづき、形のバランスを再確認して、修正し、全体を力強く表現する。  
【13】 最初の描き始めた気持ちになって、細部に気を配り仕上げる。  
【14】 この授業でデッサンの「理解」が深まり、「表現力」が向上したかを確認する。  
【15】 第4学年時における卒業研究について話し合う。  
評価方法
 作品。
教科書
 石膏モデル。
参考図書
 石膏デッサンの描き方(アトリエ出版社)、デッサン(美術出版社)。
備考