徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    社会薬学

科目番号44850担当教員名三尾 直樹単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次4
授業概要
 今日の医療の薬を中心とする実態とその背景にある医療保険制度の現況を知り、その辿ってきた道のりを学び、明日の医療と薬剤師の姿に思いを馳せる。多忙な薬剤師の日常業務をこなしつつ、よりよい未来に向かって医療を押し進める力を身につける。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】医療提供体制の歴史(開国から今日まで)  
【2】医療提供体制の現状(施設数、病床数など)  
【3】産業としての医療(その際立った特徴)  
【4】医薬品産業(国内、海外の企業とそれに対する政策)  
【5】医薬分業の歴史(特に経済的誘導)  
【6】ジェネリック医薬品の現状(国の使用促進策、メーカーの背信)  
【7】一般用医薬品(新販売制度、登録販売者、生活改善薬)  
【8】血液製剤と献血を巡る諸問題(歴史、自給への途、献血時検査、輸血関連病)  
【9】歴史的薬害事件(サリドマイド、スモン、薬害エイズ、ソリブジン)  
【10】今日の薬害事件(イレッサ、タミフル、薬害肝炎)  
【11】医薬品流通(特に医薬品卸)  
【12】国民医療費(国際比較、高騰要因)  
【13】国民皆保険の仕組みと問題(市町村国保、協会けんぽ、後期高齢者医療制度)  
【14】薬価基準(薬価差益、薬価算定法)  
【15】医療者の現状(人数、養成、職能団体)  
評価方法
試験(マークシート方式)
教科書
特に使いません。講義には自作のプリントを使用します。
参考図書
厚生労働白書(ぎょうせい)、薬事ハンドブック(じほう)、目で見る医療保険白書(ぎょうせい)、スタンダードや苦学シリーズ9・薬学と社会(東京化学同人)
備考