徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    児童工作演習

科目番号44908担当教員名濱口 恵単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次4年
授業概要
児童の指導に必要な造形表現の知識・技能を修得する。指導法についても演習を中心に研究し、豊かな情操を養う。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】前半の実技概要を説明する。表現学習について、理論と実技の調和をはかる。  
【2】日本の紙工作を学ぶために、折り紙の約束を理解しながら、作品を鑑賞する。  
【3】標準的な紙飛行機を作る。飛ばし方を工夫して楽しく遊ぶ。  
【4】図画工作では、平面と立体表現が必要である。紙飛行機を立体的にスケッチする。  
【5】よく知られている折り紙に取り組む。折り方を正しく身につける。スケッチもする。  
【6】新聞紙を使って、ソンブレロ(メキシコの帽子)を作る。実際にかぶってみる。  
【7】カニを赤い折り紙で作る。詳しく立体に描く。よく見て工夫したか。  
【8】小箱を作る。教室の机の上に置く。教室を汚さないように。  
【9】紙コップと、目の位置関係で形の変化が決まる。みて、みて描く。集中して。  
【10】筆だけでなく、多様な材料を使う。思いのままに描き、気がついたものを探す。  
【11】クレヨン、エンピツ、絵の具、木炭、墨汁。材料を生かす。創造表現。  
【12】写生は自然、限りない命を輝かす。大胆に、やさしくデッサン。  
【13】ふさわしい材料で、友達の表情を描く。どんなことに気をつけるか。  
【14】素描、見る、描く、時間。大きなものを心に残す喜び。  
【15】前半のまとめ。---心と美術について話し合う。  
【16】けんだま遊びをしよう。紙コップ。空き缶、木の枝、セロハンテェプを組み立てる。  
【17】劇のお面を作る。強そうに、喜んでいる赤い顔。やさしくかぶれるように。  
【18】小学校児童工作、動物の散歩。作り方は、首としっぽと分けて、足も組み、色も。  
【19】体の向き。座って何かしようとする時には、どんな体の動きをするか、絵に描く。  
【20】空想の絵。マグリットやシャガールの絵。嵐の中に晴れた島、牛に向き合った人。  
【21】絵画(ある日の記録)冬にも夏にも、心にも残って忘れられない日がある。絵にする。  
【22】手鏡を用意して自画像を描く。スケッチブックに自分の特徴を楽しく生き生きと。  
【23】遠近法で写生をしよう。教室や廊下をモデルにして。何が理解できたか確かめる。  
【24】色彩の命。野菜や果物を描く。どんな色彩で豊かな自然を残すか。大きな期待。  
【25】自然をよく見て何を強く感じ取れるか。心に響くのは何なのか、計り知れない。  
【26】描くものを自由に、材料に任せて描く。(マーブリング)  
【27】球体に絵の具をつけて、平面上を転がす。自由な形の面白さ。(ローリング)  
【28】模様を描く、コピー機を使い、この正方形ユニットを複写して敷きつめるとよい。  
【29】日に日に太陽が昇るように、作る継続の集積が長い時間の形となる。限りなく続く。  
【30】視覚と表現活動の限りない営み。豊かな感動が育てられる。----まとめ。  
評価方法
出席、意欲、工夫、作品
教科書
適宜、資料配付
参考図書
備考