徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    図画工作

科目番号45006担当教員名源 和昭単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
幼児からの図画工作の指導を考える場合,幼児の成長を考慮して指導を進めなければならない。保,幼,小の関連に配慮して図画工作を学ぶ。内容は実技による創造性や,鑑賞による豊かな情操を養うことである。受講生は指導力が要求される。このため授業では,これらを踏まえて充実した内容としたい。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】小学校の無図画工作の内容を理解するため,学習指導要領について学ぶ。第一章総説について。  
【2】図画工作の目標及び内容について理解を深める。  
【3】A表現とB鑑賞の内容について,詳しく学び深い理解を心がけさせる。  
【4】各学年の目標と内容について学ぶ。低・中・高学年の鑑賞についても,各学年を比較して学ぶ。  
【5】レポートで各学年の関連を学び,具体的に分かり易く系統立てて理解する。  
【6】各学年にわたる内容の取り扱いと指導上の留意点について,具体的に説明する。   
【7】図画工作の実技に必要な色彩と形について学ぶ。絵の具により,色の三要素と色立体を関連づけて描く。  
【8】光と色の関係を理解する。混色の実際を絵の具で試みることにより,色の三原色を考える。  
【9】身近な「風景」を描くことにより,色彩と混色を通して遠近表現を試す。美しい配色について考える。  
【10】色彩と構図を考えながら,思い切ってねらいを表現する。   
【11】】彩色には,きれいな水の使用を心がける。混色の効果と色数の限界を理解する。  
【12】仕上げの段階は,画面全体と遠近表現の調和や色彩の発色に取り組む表現姿勢に配慮する。  
【13】鑑賞。工夫してうまくいったことや楽しかったことなど,自作について発表する。  
【14】後期の授業のまとめ。教師になることを前提に図画工作と人間の関わりを,どう考えるかについて話し合う。  
【15】後期は集中して,取り組めたか,そして向上したか等を自己評価をして提出する。   
評価方法
出席,実技,意欲
教科書
スケッチブック,画材,工作用具,小学校指導要領解説図画工作編,造形表現 花篤 實 三晃書房
参考図書
新学習指導要領の展開 新野貴則 他著 明治図書
備考
小学校学習指導要領(図画工作編)