徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    経済史ベイシック

科目番号51314担当教員名古家 弘幸単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
【授業概要】現代の世界をリードする欧米諸国は、どのようにして経済を発展させてきたのだろうか。なぜ日本は、東洋でいち早く先進国の仲間入りを果たせたのだろうか。欧州がまだ貧しかった中世から、英国が産業革命で「最初の工業国家」になった近世を経て、21世紀の現在に至るまで、世界の経済において工業化が発生し展開してきたプロセスを辿る。
【到達目標】過去から現在、そして未来へと、経済を「線」で理解し、そこに自分を位置付けて、将来の進路志望を他人に説明できるようになること。公務員志望者は、経済史関係の問題が解けるようになること。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】経済史の視角講義。復習を兼ねて、講義内容の感想、考えたこと、意見、質問などを毎回メールで送信してもらい、平常点の対象とする。また、指定の教科書に沿って進めるので、毎回予習をして受講すること。 
【2】中世欧州の封建社会の成立―農村社会と都市経済  
【3】市場経済の萌芽―都市と近代商業社会の出現  
【4】商業革命と国民国家の形成  
【5】欧州の重商主義  
【6】商業革命時代の工業とプロト工業化  
【7】英国の産業革命―「最初の工業国家」の誕生  
【8】英国の産業革命―「最初の工業国家」の誕生 (続き)  
【9】英国産業革命の光と影―ヴィクトリア繁栄期の諸相  
【10】米国の工業化  
【11】日本の工業化  
【12】経済の国際化―自由貿易体制と金本位制の成立  
【13】不平等化する世界―帝国主義と南北問題  
【14】現代の経済  
【15】まとめ  
評価方法
平常点と定期試験。講義回数の3分の1以上の欠席、または定期試験未受験の場合は、単位不認定。
教科書
『物語 経済史』(ふくろう出版、2008年)。
参考図書
講義の中で適時、紹介する。
備考
公務員試験の社会科学科目に対応している。初回の講義時に重要な注意事項等を伝達するので、必ず出席すること。