徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    基礎ゼミナールB

科目番号54123担当教員名山城 新吾単位2単位
科目群一般必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
【授業概要】
本「基礎ゼミナールB」では、映像制作に関する知識・技術について学ぶ。映像制作の流れを企画・撮影・編集という流れに沿って学ぶが、役割分担によるチームワーク、相互評価に基づく改善も重要である。
なお授業で学んだ知識を活かし、実践を通じた定着を図るために映像作品の制作を行う。そのため、授業時間外を含めてかなりの作業時間を要する。
到達目標
【到達目標】
(1)映像制作の流れについて理解する
(2)自分たちのアイディアに基づき、映像制作の企画と段取りが出来る
(3)ビデオカメラの基本的な取り扱いが出来る
(4)映像編集ソフトを利用した基本的な編集と出力が出来る
(5)チームにおける自己と他者の役割を理解し、作品制作に必要な自主性と協調性を発揮できる
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】映像制作のフロー
課題説明
映像制作の流れと必要な準備
講義
一部個人・チーム作業
作品のアイディア検討
【2】企画の基本(1)
映像で伝える内容と対象者、アピール方法
既存CMを対象とした分析
講義
一部個人・チーム作業
作品のアイディア検討
企画シート作成
【3】企画の基本(2)
制作のプランニング
実現可能性・スケジュール等の検討
講義
一部個人・チーム作業
企画シート仕上げ
【4】絵コンテの理解(1)
映像の設計図である「絵コンテ」の役割
実映像と絵コンテの比較
講義
一部個人・チーム作業
企画シートをもとに絵コンテ制作
【5】絵コンテの理解(2)
絵コンテにおける各種技法
イマジナリーライン等映像におけるお約束
講義
一部個人・チーム作業
絵コンテまとめ
【6】ビデオカメラの操作・光と音(1)
映像における音の役割
マイクの種類と選択
講義
一部個人・チーム作業
撮影のプランニング
絵コンテ修正
【7】ビデオカメラの操作・光と音(2)
音声とBGM・効果音
照明と自然光 下見(ロケハン)の重要性
講義
一部個人・チーム作業
撮影のプランニング
【8】ビデオカメラの操作・光と音(3)
スタジオ設備の基本的な取扱い
講義
一部個人・チーム作業
撮影のプランニング
【9】撮影(1) 
撮影の各種テクニック
講義
一部個人・チーム作業
撮影実施
【10】撮影(2)
撮影の各種テクニック
講義
一部個人・チーム作業
撮影実施
【11】撮影(3)映像編集ソフト(1)
撮影の各種テクニック
映像編集の基本的な流れ
講義
一部個人・チーム作業
撮影実施
編集作業
【12】映像編集ソフト(2)
映像における各種の規格
映像編集における基本的なテクニック
講義
一部個人・チーム作業
編集作業
【13】映像編集ソフト(3)
映像編集における基本的なテクニック
講義
一部個人・チーム作業
編集作業
【14】応用的な編集
映像編集ソフトで出来ること出来ないこと
講義
一部個人・チーム作業
編集作業
書き出し・仕上がりチェック
【15】作品相互評価・まとめ講義
作品発表
相互評価
 
評価方法
平常点(40点)と、授業中に指示する課題(60点)を合計して評価する。
成果物の未提出者には単位を授与しない。
なお、授業最終日において学生による相互評価を行う。
教科書
杉浦正人著「Adobe Premiere Pro CS5.5&CS5 マスターブック for Windows & Macintosh」毎日コミュニケーションズ (2011年) ISBN978-4-8399-3947-2
参考図書
ビデオ撮影の構図一般については、益子広司著「映像カメラマンのための構図完全マスター」(玄光社MOOK,2005年 ISBN4-7683-0212-2)がお勧めである。
備考
課題遂行のため、授業時間外での作業が必要である。