徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    ライフサイクル論

科目番号54475担当教員名酒井 ツギ子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次4年編入4年
授業概要
【授業概要】人間の生涯をライフサイクルという概念で捉え、誕生から死に至るまでの人間の一生涯の特性を心理学・哲学・社会学・教育学等の観点から考察し、人生サイクルのそれぞれの時期の特徴、意味、人生目標、人生設計、モラトリアム期、問題状況の処理 などを学ぶ。
【到達目標】自己のライフサイクルの生き方を学ぶと共に、心理学の専門知識を活用して、他者のよきアドヴァイザー、カウンセラーとしての力量を高めることを到達目標とする。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション:ライフサイクルの概念 人間の生き方とライフサイクル学習の意義講義・討論、事例研究とレポート発表。10回以降は、学生のテーマ研究を中心に、学生中心の授業形態をとる 
【2】ライフサイクル論の哲学的・心理学的・教育学的・社会学的考察  
【3】エリクソンのライフサイクル論とその学理的背景  
【4】発達段階とライフサイクル  
【5】幼児期のライフサイクルとその後の人生に及ぼす影響  
【6】少・青年期のライフサイクル  
【7】アイデンティティの確立と青年期  
【8】モラトリアム期と青年のアイデンティティの危機  
【9】生活構造における人生目標 (1)職業選択と生き方  
【10】生活構造における人生目標 (2)結婚  
【11】ライフサイクルにおける苦しみの意味:病気・種々の悩み  
【12】老齢期のライフサイクル(1)  
【13】老齢期のライフサイクル(2)  
【14】生と死を見つめて  
【15】事例とまとめ  
評価方法
レポートおよび平常点
教科書
馬場礼子、永井撤共編『ライフサイクルの臨床心理学』培風館、 講談社学術文庫
参考図書
E.H.エリクソン『アイデンティティ』金沢文庫。
ダニエル・レビンソン、南博訳『ライフサイクルの心理学』講談社学術文庫
備考
出席を重視する