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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 54734 | 担当教員名 | 鈴江 功武 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 資格 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年、2年 |
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| 授業概要 |
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| 生徒指導は、学校がその教育目標を達成するための重要な機能の一つであり、児童生徒の人格の形成を図る上 で大きな役割を担っています。ともすれば、児童生徒の問題行動への対応に終始しがちな側面を持っていますが 本講座では生徒指導の意義、原理から児童生徒理解、教育相談、学校・家庭・地域との連携など今日的課題に即した生徒指導の在り方について学習します。 |
| 到達目標 |
| １ 生徒指導の意義や目標を説明することができる ２ 児童生徒の問題行動への適切な対応を自分なりに考えることができる ３ 生徒指導に関する基本的法制度を理解し、適切な対応ができる |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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| 【1】 | オリエンテーション 我が国の教育の現状と教師の役割 | ・授業の進め方 ・今、教員に求められているもの | 事後：レポート作成（生徒指導とは何か）次週提出 |
| 【2】 | 戦後の教育改革の流れと生徒指導 | ・戦後の問題行動等の推移とその対応 ・生徒指導とは何か | 事前：市川昭午編「教育改革の論争点」、小川正人著「義務教育改革」 |
| 【3】 | 生徒指導の意義と原理 | ・教育課程における位置づけ・学校教育目標との関係 ・前提となる指導観 | 事前：文科省「生徒指導提要」の生徒指導の意義と原理に目を通す。 |
| 【4】 | 学校における生徒指導体制 | ・生徒指導の組織と位置 ・実例に見る生徒指導推進計画 | 事前：文科省「生徒指導提要」の生徒指導体制に目を通す。 |
| 【5】 | 児童生徒の心理と児童生徒理解 | ・児童生徒理解の基本・児童期の心理と発達・青年と人格形成・資料とその収集 | 事前：河合隼雄著「子どもの宇宙」、森崇著「若者の心の病」 |
| 【6】 | 生徒指導と教育相談 | ・教育相談の意義・教育相談体制の構築・教育相談の進め方・専門機関との連携 | 事前：河合隼雄著「子どもの宇宙」、江原浩之著「子どもが危ない」 |
| 【7】 | 進路指導・キャリア教育�� | ・就職しない人 ・なぜキャリア教育 （グループ討議） | 事前：玄田有史著・曲沼美恵著「ニート」「 |
| 【8】 | 進路指導・キャリア教育�供� | ・オランダの職業教育（ビデオ教材使用）、フィンランドの教育 （グループ討議） | 事前：庄井良信編「フィンランドに学ぶ教育と学力」 事後：レポート作成（次週提出） |
| 【9】 | 個別の課題を抱える児童生徒への指導 １（喫煙、飲酒、薬物乱用、暴力行為への対応） | ・高校における具体事例を検討（グループ討議・全体討議・発表） | 事前：校則は必要か否か」のグループ討議に備えて、自分の考えを文章にまとめておくこと。 |
| 【10】 | 個別の課題を抱える児童生徒への指導 ２（いじめ問題への対応� � | ・「いじめ」の現状とその背景・構造を考える （グループ討議・発表） | 事前：いじめに関する最近の新聞記事等を集める。水谷修著「いじめを断つ」・「夜回り先生と夜、眠れない子どもたち」、「尾木直樹著「いじめ」を読む |
| 【11】 | 個別の課題を抱える児童生徒への指導 ３（いじめ問題への対応�◆� | ・大河内清輝君の遺書から（グループ討議・発表） | 事前：いじめに関する最近の新聞記事等を集める。水谷修著「いじめを断つ」・「夜回り先生と夜、眠れない子どもたち」、「尾木直樹著「いじめ」を読む 事後：いじめについてのレポート作成（次週提出） |
| 【12】 | 個別の課題を抱える児童生徒への指導 ４（児童虐待への対応） | ・児童虐待の現状とその背景を考える （グループ討議・発表） | 事前：児童虐待に関する報道記事を集める。自分の考えをまとめる。 事後：グループ討議の整理 |
| 【13】 | 生徒指導に関する法制度１ | ・不登校・出席停止・懲戒・体罰（演習） | 事前：部活動における「体罰」についての自分の考えをまとめる。 事後：演習の整理 事後：演習の整理 |
| 【14】 | 生徒指導に関する法制度２ | ・いじめ、児童虐待、健全育成等（演習） | 事前：児童虐待・懲戒に関する法令・通知文を読む。 事後：演習の整理 |
| 【15】 | 総括 | ・生徒指導に関係する通知文（演習） | 事前：生徒指導に関する文部科学省の通知文に間を通す。 事後：演習の整理 |
| 評価方法 |
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| １．平常点 ２０％ ２．提出物 １５％ ３．試験 65% を基に総合的に評価します。 |
| 教科書 |
| 教科書は使用しませんが、適宜、参考図書、文献を紹介します。 |
| 参考図書 |
| ＊教育課程と生徒指導（生徒指導研究資料第１１ 集文部省） ＊生活体験や人間関係を豊かなものとする生徒指導（生徒指導資料第２０集 文部省） ＊道徳・特別活動（重要用語300の基礎知識 押谷由夫 宮川八岐 編集 明治図書） ＊小中学校学習指導要領 ＊「生徒指導提要」文部科学省（平成２２年３月） ＊「命を大切にする教育をどう進めるか」（教職研修読本No.166 教育開発研究所） |
| 備考 |
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