徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    日本文学C

科目番号54860担当教員名大伏 春美単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
[授業概要]日本文学の基本的な読解力をつけるために、作品を丁寧に読んでいく。今年度は『新古今和歌集』を取り上げる。和歌の基本的な技法である掛詞について、理解を深める。掛詞(同音異義)がわかれば、読解が容易になるからである。例えば「まつ」といえば「松」と「待つ」の両方を意味する。その他、一首一首を読むこと、和歌史についても学び、昔の人を身近に感じられるようにしたい。[到達目標]注釈書を見なくても、辞書を引きながら自分で和歌が訳せるようになること。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】講義概要の説明、おもな参考文献について講義を中心とする。教科書は必要。 
【2】『新古今集』の成立について(1)  
【3】『新古今集』の成立について(2)  
【4】以下順番に和歌を読む。多少予定と変わることもある。数字は歌番号。2・26.  
【5】36・38・44  
【6】112・175・201・320  
【7】331・363・413・518  
【8】675・788・987・1030  
【9】1034・1149・1191  
【10】1336・1471・1499  
【11】1601・1635・1699  
【12】1843・1894・1969  
【13】部立(ぶだて)について  
【14】写本について、『新古今集』の諸本について  
【15】まとめ  
【16】期末テスト  
評価方法
出席・受講態度・提出物、期末テストの成績。
教科書
小林大輔編『新古今和歌集』角川文庫 ビギナーズクラシックス 角川学芸出版
参考図書
教室で述べる。
備考
担当者は香川校の文学部日本文学科に所属している。