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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】行政法ベイシックⅠ

科目番号	54861	担当教員名	古田　修一	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	2年

授業概要
【授業概要】行政に関する法律は，わが国の法律の８０％以上を占めているとも言われる。この様に多数の行政関係の法律それぞれの具体的な内容を学ぶことは，広範かつ専門的すぎて，とうてい不可能である。行政法ベイシックⅠ及びⅡでは，行政に関する法律に共通する考え方や概念等について学ぶ。【到達目標】①行政活動をめぐる様々な問題について，行政と法律との関係を通して，ある程度理解できるようになる。②公務員試験の受験勉強を進めるために不可欠な行政法学の基礎的知識を得る。
到達目標

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	行政法とは何か（行政法を学ぶ意義･方法）	講義
【2】	行政法の基本的な考え方①法治主義（法律による行政の原理・法の支配）
【3】	行政法の基本的な考え方②法律による行政のコントロール
【4】	行政法の基本的な考え方③手続による行政のコントロール
【5】	行政は誰が行うか①行政主体
【6】	行政は誰が行うか②行政機関
【7】	行政は誰が行うか③公務員
【8】	どのような行政が行われているか
【9】	行政はどのように行われるか①行政立法
【10】	行政はどのように行われるか②行政処分（行政行為）とは
【11】	行政はどのように行われるか③行政処分と裁量・行政処分の効力
【12】	行政はどのように行われるか④行政指導
【13】	行政はどのように行われるか⑤行政手続
【14】	行政はどのように行われるか⑥行政契約･行政計画
【15】	行政はどのように行われるか⑦行政情報の収集と管理　まとめ

評価方法
平常点及び筆記試験
教科書
行政法入門［第８版補訂版］今村成和著･畠山武道補訂（有斐閣）及びセレクト六法
参考図書
講義の過程で適宜紹介する(2009年度及び2010年度の「法の原理Ⅱ」において使用した「行政法がわかった」や2011年度の教科書「はじめての行政法」も，参考書として役立ててほしい。) 。

備考

教科書に沿って授業を進めるので，教科書は予習･復習にも活用してほしい。指定した教科書は，行政法ベイシックⅡでも使用する。
なお，講義内容は，2009年度及び2010年度の「法の原理Ⅱ」と重なるが，この講義を受講した人も，改めて1年間通して（行政法ベイシックⅠ及びⅡ）受講することにより，行政法の理解をより深め，確実なものにすることができる。