徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    公衆衛生学2

科目番号54900担当教員名鈴木 真也単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
【授業概要】(授業目的・方針 等)ヒトを含む生物が住んでいる生態系や生活環境を維持するため、影響を及ぼす自然現象、人為的活動の内容を詳細に解説する。また、地球規模環境問題の動向、現状を解説し、さらに環境保全や健康を維持するための方策を、考察する。
【到達目標】
1水環境、大気環境とヒトとの関わり、環境保全や健康を維持するための方策などの知識を習得する。
2地球規模環境問題の動向を知り、環境改善に努力する態度を身につける。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】地球生態系の構造と特徴、地球環境の特徴を概説しさらに生物圏における物質循環(食物連鎖)を説明する。講義 と演習 
【2】物質の環境内動態 生態系内を物質が移動する間の化学形の変換を概説する。  
【3】ヒトや生態系に悪影響を与える物質群(重金属、農薬、、内分泌かく乱物質等)を列挙し、その動態、健康影響、生態影響を概説する。  
【4】環境衛生概論:水環境、上水の浄化法、塩素消毒の原理と問題点を解説する。  
【5】水道水の水質基準、環境水の水質基準、水質検査方法を解説する。  
【6】下水、排水処理の方法、環境水の富栄養化、を解説する  
【7】水質汚濁の指標、水質汚濁動向、土壌汚染指標、過去の公害事例を解説する。  
【8】廃棄物の処理体系(廃掃法)、PRTR法、マニフェスト制、MSDS制度について解説する。  
【9】廃棄物処理動向、廃棄物処理の問題点を解説する。  
【10】大気環境概論:大気(空気)構成成分の性状、大気汚染物質の発生源を解説する。  
【11】環境保全:大気汚染に影響する要因、大気汚染対策、大気汚染の動向  
【12】室内空気環境:空気環境評価の指標、健康との関係、騒音問題、シックハウス症候群等について解説する。  
【13】非電離放射線の特性、生態影響を概説する。  
【14】地球規模環境問題、オゾン層破壊による生態影響、地球温暖化対策、海洋汚染, 砂漠化について解説する。  
【15】まとめ、演習  
評価方法
試験
教科書
衛生薬学-健康と環境- 永沼 章、姫野誠一郎他編 改訂第5版 (丸善)
参考図書
必携・衛生試験法 日本薬学会編 金原出版
備考