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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】保育内容（言葉）Ａ

科目番号	55002	担当教員名	斎藤　紀子	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	２年

授業概要
【授業概要】「言葉」を育てることは、教育の重要な課題である。人間にとって「言葉とは何か」乳幼児期における「言葉　の獲得への過程」「言葉を育てるための援助」などについて考える。また，人間として「言葉」を使う上での人権感覚を　学びの到達点としたい。保育所保育指針、幼稚園教育要領に示されている「言葉」のねらいや内容について理解を深め　　て、豊な「言葉」を育てるための理論的基盤を養う。また、言葉に対する課題について、グループで考え討議したり、演　習をおこなったりして，保育に生きる楽しさや洗練された技能を身につける。演習の中では，各自が選んだ絵本の読み聞　かせを実践させる。【到達目標】授業概要にも書き記したが，やはり言葉は「人権感覚」が一番大切だと思う。その事をしっかりと中核に据え　た学習を重ねていきたい。
到達目標

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	オリエンテーション(科目の位置づけ、授業内容について)堪忍する。	講義・演習・討議
【2】	言葉の教育目標・教育内容について（保育所・幼稚園）知る。
【3】	言葉の機能について①コミュニケーションから考える。
【4】	言葉の機能について②思考③文化について詳しく学習する。
【5】	乳幼児期の発達段階を（０～６歳）図式にて説明する。
【6】	言葉の獲得 ①誕生～1歳のころまで(初語の頃から一語発話・二語発話まで）
【7】	想像遊びが盛んな３歳の頃の言葉の実態を学習する。
【8】	４～６歳以降の生活に定着する頃を学習する。
【9】	保育内容としての「言葉」を保育所保育指針について学習する。
【10】	保育内容としての「言葉」を幼稚園教育要領について学習する。
【11】	「絵本作り」の段取りをおこなう。目標とする絵本を自分で考えさせる。
【12】	保育内容「言葉」の実体から，年齢に合った絵本作りに挑戦させる。
【13】	絵本の作成に心を込めて，言葉の表現に力も力を入れて，作成する年齢にあった表現に気をつける。
【14】	仕上がった作品を全員の前で読み聞かせる。評価点をつけて自分なりの自己評価をまとめさせる。
【15】	作成した絵本や，人に対しての人権的配慮をふまえて，豊かな優しい言葉のシャワーを感じ取らせる。
【16】	定期試験

評価方法
筆記試験・実技
教科書
最新保育講座の保育内容「言葉」　柴崎正行・戸田雅美・秋田喜代美　ミネルブァ書房
参考図書
保育所保育指針・幼稚園教育要領解説

備考
絵本を選んで人前で読み聞かせるために，各自が本を選び読む練習をする。