徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    物理化学2

科目番号55006担当教員名堂上 美和単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次1年
授業概要
物理化学はエネルギーと物質に関する自然現象を理解する上で重要な基礎科目である。本講義ではエネルギーの概念を理解する基礎となる熱力学について学習する。また、化学平衡の代表である酸塩基平衡にについて理解を深める。
到達目標
1. 弱電解質の解離法則を理解し、弱電解質溶液の水素イオン濃度の計算ができる。
2. 理想気体の挙動を分子運動論で理解する。
3. 熱力学第一法則の概念を理解し、化学反応のエネルギー変化に応用できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】酸・塩基平衡を説明できる、C2-(1)-1-1講義および演習【復習】復習ノート作成,課題
【予習】講義プリントp1~6
【2】溶液のpHを計算できる、C2-(1)-1-3講義および演習【復習】復習ノート作成,課題
【予習】講義プリントp7~8
【3】緩衝作用について具体例を挙げて説明できる、 C2-(1)-1-4
代表的な緩衝液の特徴とその調製法を説明できる、C2-(1)-1-5
講義および演習【復習】復習ノート作成,課題
【予習】講義プリントp9~12
【4】化学物質のpHによる分子形、イオン形の変化を説明できる、C2-(1)-1-6
分配平衡について説明できる、C2-(1)-2-5
講義および演習【復習】復習ノート作成,課題
【予習】講義プリントp13~14
【5】化学物質のpHによる分子形、イオン形の変化を説明できる、C2-(1)-1-6
沈殿平衡(溶解度)について説明できる、C2-(1)-2-2
講義および演習【復習】復習ノート作成,課題
【予習】教科書p1~12
【6】系、外界、境界について説明できる、C1-(2)-2-1
状態関数の種類と特徴について説明できる、C1-(2)-2-2
講義および演習【復習】復習ノート作成,課題
【予習】教科書p13~19
【7】ファンデルワールスの状態方程式について説明できる、C1-(2)-1-1講義および演習【復習】復習ノート作成,課題
【予習】教科書p19~26
【8】熱力学第一法則について式を用いて説明できる、C1-(2)-2-5講義および演習【復習】復習ノート作成,課題
【予習】教科書p32~33
【9】仕事および熱の概念を説明できる、C1-(2)-2-3講義および演習【復習】復習ノート作成,課題
【予習】教科書p33~36
【10】代表的な過程(変化)における熱と仕事を計算できる、C1-(2)-2-6講義および演習【復習】復習ノート作成,課題
【予習】教科書p37~38
【11】エンタルピーについて説明できる、C1-(2)-2-7講義および演習【復習】復習ノート作成,課題
【予習】教科書p38~39
【12】定容熱容量および定圧熱容量について説明できる、C1-(2)-2-4講義および演習【復習】復習ノート作成,課題
【予習】教科書p41~45
【13】代表的な物理変化、化学変化に伴う標準エンタルピー変化を説明し、計算できる、C1-(2)-2-8講義および演習【復習】復習ノート作成,課題
【予習】教科書p41~45
【14】標準生成エンタルピーについて説明できる、C1-(2)-2-9講義および演習【復習】復習ノート作成,課題
【予習】演習プリント
【15】総合演習演習【復習】演習プリント
評価方法
試験
教科書
石田寿昌編 ベーシック薬学教科書シリーズ3「物理化学3」(化学同人)
参考図書
青木宏光、長田俊治、橋本直文、三輪嘉尚著 「物理化学大義」(京都廣川書店)
日本薬学会編、「スタンダード薬学シリーズ2 物理系薬学 I.物質の物理的性質」(東京化学同人)
備考